2025年8月22日 18:14

山形県内で高温が続く中、22日、山形市で県産米の高品質化に向けた会議が開かれ、イネの生育状況が報告されました。ことしは引き続き高温が予想されるため、粒が割れるなど品質への影響が懸念されるということです。
会議はコメの収穫時期を前に、高品質で食味が良いコメの生産に向け、県やJAなど関係機関が対策を話し合うものです。
県産米をめぐっては、記録的な高温となったおととし(2023年)は各地で粒の成熟が進まず白く濁って見える「白未熟粒」や粒が割れる「胴割れ」が多く発生しました。平年は90パーセント以上だった県産米の一等米比率はおととしはおよそ40パーセントと大幅に下がりました。
去年は、おととしに比べ気温が低かったため、コメへの影響は少なかったものの、猛暑となっていることしは「胴割れ」など品質への影響が懸念されています。
会議では、県からことしのイネの生育状況について報告されました。7月の記録的な高温で、県内全域でイネの葉の色が薄くなる影響が出ているということです。これによって光合成の能力が下がって成長しにくくなり、粒が大きくならないなどの影響が出る恐れがあるとしています。
また、茎の数は平年に比べて少なくなっているものの、1本の茎に付いているもみの数が多くなっていて、コメの収量は平年並みとなる見込みだということです。一方、今後も高温が予想され、「胴割れ」が発生する恐れがあるため、収穫時期を平年より1週間ほど早めてほしいとしています。
県農林水産部 佐藤隆士技術戦略監「品質の方が心配されている。 特に胴割れの発生が多くなるのではという話もあった。 刈り遅れで胴割れが多くなってしまうので稲刈りの準備を早く進めてほしい」
県内では早い所では8月末から稲刈りのシーズンに入る見通しで、県は「胴割れ」などを防ぐために水の管理をきめ細かく行うことや県が発表している適期作業カレンダーなどを参考に刈り取りを行うよう生産者に周知を図りたいとしています。
最終更新日:2025年8月22日 18:14
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