米国と欧州連合(EU)の間で貿易に関する共同声明の取りまとめが遅れているのは、EUがデジタル規制の維持を優先しているためだと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は報じた。米国とEUは先月、スコットランドで貿易協定に合意した。

  FTによると、両者は巨大テクノロジー企業を対象とする規制の文言を巡って対立している。米国側はEUのデジタルサービス法(DSA)に関して譲歩の余地を残したい意向だという。EUの行政執行機関である欧州委員会はこれを容認できないとの立場をこれまでに示している。

  トランプ米大統領は共同声明が最終的にまとまるまで、対EUの自動車関税を引き下げる大統領令に署名する計画はないと、FTは米当局者の話として伝えた。

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原題:EU-US Trade Statement Held Up Over Digital Laws, FT Says(抜粋)

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