普段の住まいとは異なる地域に家族で滞在し、子どもを地元の保育園に通わせる「保育園留学」。年々、広がりを見せています。

県内で留学を受け入れているのは南魚沼市と佐渡市の2市。特に県外からの移住者が少ない佐渡市では取り組みに期待を寄せています。この夏に訪れた小さな留学生の家族に密着しました。

◆小さな留学生

ここには豊かな緑と美しい海があります。佐渡市・羽茂こども園です。0歳から5歳まで56人が通っています。

この夏、やってきたのは小さな「留学生」。

すこし緊張した面持ちで登園したのは遠田宗兼くん5歳と弟の有兼くん3歳。そして、母・ゆりあさんです。

【保育園の先生】
「きょうはちょっと虫捕りに行こうかなって」

【母・ゆりあさん】
「虫捕りだって。楽しみだね」

◆佐渡で新しい体験を

群馬県に住む遠田さん家族。

今回、佐渡にやってきたわけ……それは「保育園留学」です。

【母・ゆりあさん】
「子どもが新しい体験とか色々な人に出会える体験ができるということで保育園留学をさせていただくことになりました。群馬県から来ているんですけど海がないので海を感じられる生活をしたかったので」

◆家族で移住体験

保育園留学とは普段の住まいとは異なる地域に1週間から2週間、家族で滞在し子どもを受け入れ先の保育園に通わせる移住体験です。

県内では2022年に南魚沼市で始まり現在では全国の40以上の自治体で行われています。

利用者の6割は関東圏に住む家族。これまで2200組、8000人以上が利用しています。

◆家族で1週間の留学

佐渡市では沢根地区の保育園に続き、「羽茂こども園」がことし6月に新たな受け入れ先となりました。

遠田さん家族は1週間の留学です。

【宗兼くん】
「すいかー!すいか見っけ!」
「見てみんな!割れた!」

この日は保育園の近くの畑でスイカの収穫体験です。宗兼くんが収穫したスイカを……有兼くんがさっそく、ひと口。

【有兼くん】
Q)甘いですか?
「あまい!」

さらに……豊かな自然の中を虫捕り網を手に歩き回ります。

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