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2025年5月12日 16:55

山形県警の警察官が豪雨災害を想定した救助訓練 去年は2人が殉職 全警察署で実施へ

豪雨災害を想定した救助訓練が12日、山形県舟形町で行われました。去年7月の豪雨で救助に当たった警察官2人が殉職した新庄警察署の署員らが参加し、安全確保の重要性などを再確認しました。

毎年、6月から7月の時期に行われていた訓練は今回、出水期を迎える前に時期を早めて実施されました。
参加したのは新庄警察署と村山警察署の若手警察官およそ30人で、講師は救助経験が豊富な機動隊員が務めました。
参加者はまずボートの準備方法やオールの使い方などを学んだあと、市民が水の中から救助を求めている想定の訓練で、ボートの上に引き揚げる手順を確認しました。
新庄警察署では去年7月の豪雨の際、救助要請を受けて出動した警察官2人が激流に流され殉職しています。2人は当時ライフジャケットを身に着けておらず、県警察ではその後、現場で活動する警察官全員分の救命胴衣を配備しました。

村山署員「初めて舟艇訓練に参加したが舟の組み立てに時間がかかったのが課題」
新庄署員「救助者を引き上げる際に救助者がけがをしないよう、私自身が落ちないように気をつけなければならないと感じた」
新庄警察署 藤田賢史警備課長「昨年は警察官の殉職事案があったので警察官自身の安全対策意識向上で救命胴衣の着装方法を基本から学んで水難救助の実践的訓練を行った。常に現場に行ける意識を持って当たっていきたい」

県警察では豪雨災害に備えた同様の訓練を県内すべての警察署で実施する予定です。

最終更新日:2025年5月12日 19:59

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