27日の欧州株は売りが先行している。トランプ米大統領が発表した米国産以外の全自動車が対象となる25%関税を受け、企業利益や景気への懸念があらためて強まった。

  ストックス欧州600指数は一時1.1%下落。世界有数の自動車メーカーを持つドイツのDAX指数は1.6%安を付けた。

  ストックス600自動車・部品株価指数は3.4%安まで下げる場面もあった。ドイツの高級車ブランド、ポルシェは一時5.7%安と急落。メキシコでスポーツ型多目的車(SUV)「ジープ・コンパス」を生産するステランティス、フォルクスワーゲン(VW)、BMWの下げも一時4%を超えた。

  米国の自動車株も27日早朝の時間外取引で売られており、GMは一時6%下落。米国内に大規模な工場を持つため関税の影響をほぼ受けないと見られているテスラは小幅高。

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  ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)によると、トランプ氏が打ち出した自動車関税では、ポルシェとメルセデスが最も打撃を受ける公算が大きい。

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  JPモルガン・セキュリティーズのアナリスト、ホセ・アスメンディ氏は、ドイツの自動車メーカーやステランティスは、数日内に米国での生産分を増やすためのより具他的な計画を打ち出すとともに、関税の影響を一部相殺する値上げを示唆する可能性があるとみる。

原題:European Stocks Drop as Trump’s New Tariff Hits Carmaker Shares

European Stocks Fall as Automakers Take Tariff Hit: Markets Wrap(抜粋)

(相場を更新し、情報を加えます)

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