
米国株式市場はS&P総合500種とダウ工業株30種が続落して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 4日 ロイター] – 米国株式市場は続落して取引を終えた。テクノロジー株が中心のナスダック総合(.IXIC), opens new tabは調整局面入りが目前に迫った。カナダ、メキシコ、中国に対する新たな関税発動を受け、貿易摩擦が激化した。トランプ政権は4日未明、メキシコとカナダからの輸入品に25%の新たな関税を導入。さらに中国製品への追加関税を2倍の20%に引き上げる措置を発動した。 もっと見る 中国とカナダは報復措置を取り、メキシコのシェインバウム大統領も詳細は明かさなかったが、同様の対応を取ると表明した。 もっと見る
ナスダックは値動きの荒い展開となり、一時、昨年12月16日に付けた終値での最高値からの下落率が調整局面入りの目安とされる10%を超えたが、その後下げ幅を縮小して9.3%安で引けた。
IDXインサイツのベン・マクミラン最高投資責任者(CIO)は「株式のバリュエーションは非常に高まっており、政府支出削減の動きを踏まえると、至るところに黄色信号が出ている。それに加えて、関税を巡るレトリックもある」と語った。
S&P総合500種(.SPX), opens new tabの主要11セクターでは、金融(.SPSY), opens new tabと工業(.SPLRCI), opens new tabの下げがきつかった。シティグループ(C.N), opens new tabは6.2%、JPモルガン・チェース(JPM.N), opens new tabは約4%、それぞれ下落し、銀行指数(.SPXBK), opens new tabを4.7%安に押し下げた。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)(.VIX), opens new tabは3.20%上昇し、昨年12月20日以来の高水準を付けた。北米に広大なサプライチェーンを持つ自動車メーカーのフォード・モーター(F.N), opens new tabとゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N), opens new tabはそれぞれ2.9%と4.6%下落。小型株で構成するラッセル2000指数(.RUT), opens new tabは1%安。ディスカウント大手ターゲット(TGT.N), opens new tabは3%下落。通年の既存店売上高見通しが予想を下回った。さえない業績見通しを示した家電量販大手ベスト・バイ(BBY.N), opens new tabは13.3%の大幅安。ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA.O), opens new tabは、プライベートエクイティ(PE)企業シカモア・パートナーズによる非公開化で合意に近づいているとの報道が受け上昇した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.97対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は184億2000万株。直近20営業日の平均は158億7000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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