23日午後1時半頃、東京都品川区戸越の住宅で「家が施錠されていて、焦げ臭い」と住人の親族から119番があった。警察官が駆けつけると、1階和室の布団の上で2~6歳の子ども3人と母親の30歳代女性の計4人が遺体で見つかり、住宅内にいた父親の40歳代男性が喉にやけどを負って病院に搬送された。4人には刺し傷などがあり、警視庁は男性の回復を待って詳しく事情を聞く方針。4人の死亡が確認された住宅(奥)周辺を調べる警察官ら(23日午後2時50分、東京都品川区で、読売ヘリから)=西孝高撮影4人の死亡が確認された住宅(奥)周辺を調べる警察官ら(23日午後2時50分、東京都品川区で、読売ヘリから)=西孝高撮影 警視庁幹部によると、住宅は木造2階建てで男女と小学1年の長女(6)、次女(3)、長男(2)の5人が暮らしていた。消防が駆けつけた際、既に火は消えており、焼けたのは1階の床の一部約3平方メートルだった。

 4人の遺体には、いずれも刃物による刺し傷や切り傷があり、警視庁は母子4人が何らかの事件に巻き込まれたとみて、司法解剖して詳しい死因を調べる。 現場は東急池上線戸越銀座駅の東約500メートルの住宅街で、近くには戸越銀座商店街がある。消防車や警察車両が集まり、商店街には規制線が張られて一時騒然とした。近くに住む別の親族の男性は「子どもたちはかわいくて、家族は楽しく暮らしていている様子だった。悲しい」と言葉少なに語った。近所の男性(51)は「(19日の)日曜日に上の女の子と自宅の前で会い、『小学校楽しい?』と聞くと『楽しい』と元気に答えてくれた。家族で公園に遊びに出かける姿を見たこともあり、仲が良いと思っていた」と話した。

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