森永製菓に贈られた伊万里鍋島焼の瓶子 佐賀県伊万里出身の森永太一郎(1865~1937年)が創業した森永製菓(太田栄二郎社長)の新社屋「森永芝浦ビル」(東京・港区)が完成し、3月、本社機能を移転させた。同ビルには創業者との縁から、杉など伊万里市産の木材約200本が使われた。同市は新社屋の完成と、こうした計らいへの感謝を込めて、特注の伊万里鍋島焼の瓶子(高さ約36センチ、最大直径約20センチ)を寄贈した。同社のシンボル「金のエンゼル」を伝統美の中に調和させた作品に仕上がっている。
瓶子を受け取る太田社長(左)=森永製菓提供 寄贈式は15日、同社で行われ、深浦弘信市長や、市の発注を受けて制作した伊万里鍋島焼協同組合の畑石真二代表理事らが出向いた。同社によると、太田社長が応対し、「特別にお作りいただいた瓶子のご寄贈に大変恐縮している。大切に飾らせていただく」などと謝辞を述べた。太田社長は伊万里市産の木材をふんだんに活用した新社屋について「とても温かみのある空間となった。伊万里の木に包まれたこの新社屋を拠点に新たな価値を創造したい」などと評した。 伊万里鍋島焼は、伊万里市大川内山地区にあった旧佐賀藩窯で作られた最高級磁器「鍋島」の流れをくむ。瓶子は昨秋、同地区にある登り窯でまきを使う伝統的な方法で制作された。市は2023年度、150万円をかけて同組合に発注していた。
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