広島4―3巨人(セ・リーグ=18日)――広島は五回、小園の2点打で逆転し、六回に坂倉のソロで加点した。九里は8度目の先発で初勝利。巨人はいずれも今季最多の14安打15残塁と拙攻が響いた。◇5回途中、マウンドに集まる巨人ナイン(中央は赤星)(18日)=河村道浩撮影5回途中、マウンドに集まる巨人ナイン(中央は赤星)(18日)=河村道浩撮影 九回、巨人は1点差に追い上げ、その後二死満塁から代打・萩尾が空振り三振に倒れてゲームセット。過去10年勝ち越しがないマツダスタジアムで、今季も2分け3敗となった。15残塁も痛かったが、敗戦への流れを作ってしまったのは、先発の赤星だろう。

 課題の一回を三者凡退。ところが、そこから徐々に対応される。2安打された二回、長打を浴びた三回は無失点でしのいだものの、四回、二死一塁から羽月に適時二塁打で1点を返され、五回は二死二、三塁から小園に逆転の2点打を許した。赤星は「リードを守り切れていたら勝てたと思う」と悔しがった。 体調不良で離脱した菅野の代役として先発を託されたが、マツダスタジアムを苦手としてきた。昨季まで通算6試合に登板、計17イニングで防御率5・82。新人だった2年前は1試合で12失点を喫し、昨季も登板1試合で4回4失点と崩れていた。 ただ、赤星に限った話ではない。この球場で巨人が3勝9敗と負け越した昨季は、投手陣全体としても防御率4・26と踏ん張れなかった。「マウンドからの視覚的な部分で投げにくさがあるようだ」とチーム関係者。杉内投手チーフコーチも「思っているよりボールが高めに浮くのかもしれない」と明かす。 杉内コーチはこうも付け加えた。「でも、そんなこと言っても投げなきゃいけない、抑えなきゃいけないんで、ピッチャーは」。今季、開幕からチームを支えてきたのは好調な投手陣。だからこそ、鬼門の突破を期待したい。(浜口真実)

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