きたゆざわ 森のソラニワ(伊達市)
白く丸みを帯びた「かまくらサウナ」 白を基調とした明るい雰囲気のサウナ室。合図とともに水着姿の子どもたちが歓声を上げながら、水鉄砲で的を狙った。「みんなのおかげで『ロウリュ』ができるよ」。従業員の声に合わせて、熱したサウナストーンに天井から水が降り注ぎ、室温は急上昇。大騒ぎで屋外プールへ飛び出す子どもの姿に、親たちが目を細めていた。
屋外の温泉プール近くに設置された、白くて丸みを帯びた「かまくらサウナ」 野口観光の温泉旅館「北湯沢温泉郷 湯元第二名水亭」が2017年、ファミリー向けホテルとして改装オープン。屋外で年中楽しめる温泉のプールやアスレチック遊具を設けた。一方、サウナは改装前の設備が大浴場にあるのみだった。 子どものサウナ利用は高温による体への負担もあり、細心の注意が必要だ。それでも、ホテルの他の場所同様に家族で楽しめないか――。そんな思いで、各地でサウナのプロデュースを手がける「ととのえ親方」こと松尾大さんの協力を得ながら昨年3月に開業したのが、「かまくらサウナ」だ。
プールの方向は全面ガラス張り。遊んでいる子どもを見守りながら「ととのう」ことができる 屋外プール近くに設けた白くて丸みを帯びたサウナ室の温度は、一般的な施設に比べやや低めの75度に設定。時間は3分程度を推奨する。プールの方向は全面ガラス張りで、子どもが外で遊ぶ様子を見守りながら、親が汗を流すことができる。
白を基調としたサウナ室で、うちわで熱波を送るサービスなどを担当する田中さん 安全対策を徹底し、保護者同伴や5歳以上など条件はあるが、家族で楽しめる空間を実現した。1日に複数回の「水鉄砲タイム」をはじめ、子ども向けプログラムも用意し、担当従業員の田中智大さん(30)は「熱くてすぐ出て行く子も多いが、歓声や笑顔はこちらもうれしい」と話す。 ロウリュで熱せられた室内で汗を流し、子どもからやや遅れて退室する。山中の澄んだ空気に混ざる楽しげな声。体だけでなく心も温かくなる「かまくら」が、歴史ある温泉地にある。(柳沼晃太朗)ザクザク生地にクリーム
森のくまさんシュークリーム 施設内の売店はお土産が豊富で、人気商品の一つが数量限定の「森のくまさんシュークリーム」。鼻や口の部分にクッキーをあしらったかわいらしいデザインで、ザクザクと歯ごたえがある生地と濃厚なクリームの相性も抜群だ。ホテルがある旧大滝村で特産のキノコ関連の商品も目立つ。◇伊達市大滝区北湯沢温泉町300の7。日帰り入浴の場合、サウナの利用は午前10時~午後9時(18歳未満は午後6時まで)。サウナや屋外プールは水着着用、男女混合で利用できる。大人1500円、3歳~小学生750円、0~2歳無料。
プールサイドには休憩用に様々なデザインのイスが並ぶ
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