スポーツジム運営の
RIZAP(ライザップ)
グループが手がけている無人式の低価格ジム「チョコザップ」が、全47都道府県への進出を達成する。出店していなかった宮崎県に21日に開業し、2022年7月の1号店開業から約2年での実現となる。同社は今後、コンビニ並みの店舗網への拡大を目指す。(川口尚樹)
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宮崎県内1号店としてオープンする「チョコザップ」(15日、宮崎市で)=浜崎大弥撮影 宮崎県内1号店は、JR宮崎駅(宮崎市)から北に約3キロ離れたエリアにオープンする。24時間営業で、トレーニングマシンやマッサージチェアなどを設置するほか、セルフ式のエステや洗濯機なども備える。
チョコザップは無人運営によるコスト削減で利用料を月額3278円(税込み)と一般的なジムの半額程度に抑え、個別指導で2か月約30万円からの「ライザップ」業態と差別化。1か月平均で60店超と他業種の大手チェーンと比べても急ピッチで出店を進め、現在は計1500店(15日時点)と、牛丼チェーン大手「吉野家」の国内店舗数(約1230店)を上回る。 チョコザップの最大の特徴は、ジム設備以外にマッサージ機やカラオケルームなど様々なサービスを提供している点だ。「出勤前に数分だけ運動する人や、エステ、カラオケだけ利用する人もいる」(ライザップ)ことで顧客層が広がり、会員数は業界トップの120万人超を抱えている。 国内のフィットネス市場はコロナ禍でいったん落ち込んだが、健康志向の高まりなどで復調傾向にある。帝国データバンクは、23年度の市場規模が過去最高だった19年度(7085億円)の9割程度に戻るとみており、「24年度には7000億円に到達する可能性がある」としている。
ライザップは26年3月までにチョコザップを2800店体制とする目標を掲げる。地方出店も加速し、将来的には大手コンビニに並ぶ1万店以上への拡大も見据える。瀬戸健社長は「コンビニのようにどこにでもあり、いつでも利用できることに価値がある。今後は継続的に利用してもらうことが重要で、来店動機を増やすためのサービスを追加していく」と意気込んでいる。
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