新興繊維メーカー「バイオワークス」(京都府精華町)は、サトウキビなど自然由来のバイオプラスチックを原料にした次世代繊維の量産を始めたと発表した。石油由来のポリエステルの代替素材として期待されており、今年末までに100トン以上の生産を目指す。

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量産が始まった次世代繊維。ポリエステルの代替素材と期待される(バイオワークス提供)量産が始まった次世代繊維。ポリエステルの代替素材と期待される(バイオワークス提供) 今回、量産を始めたのは、同社が手がける次世代繊維「PlaX(プラックス)」のうち、1本の繊維の長さが1000メートル以上ある「長繊維」と呼ばれる素材。提携する台湾の紡績工場で生産する。ポリエステルが主流だったスポーツやアウトドア用衣類向けの用途を見込んでいる。

 これまで同社は、長さが最大10センチ程度で綿や羊毛との混紡糸などとして使う「短繊維」を量産していたが、用途が限られていた。 プラックスはサトウキビの糖を発酵させてできる「ポリ乳酸」に、独自開発した自然由来の添加剤を加えて作る。微生物で分解でき、化学処理で原料の状態に戻すことも可能だ。欧州を中心に衣類の再生が重視されており、将来的な需要拡大が期待されている。 バイオワークスは、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」を展開するアパレル大手ゴールドウインなどの出資を受けている。

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