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おととしの夏に始まった「令和のコメ騒動」ですが、いまコメ余りが起きています。JAの倉庫は例年にないほど、コメがいっぱいです。
【写真を見る】愛知のJA倉庫に大量のコメ 新米の集荷率は過去最高の7割超へ… 前年産米も残り保管スペース限界 地元農家が明かす“ことしのコメ騒動”とは
訪れたのは、愛知県安城市や刈谷市など5つの市から集められたコメが玄米の状態で保管されている「JAあいち中央」の倉庫。愛知県下で収穫されたコメが最も多く集まる場所です。
1つの倉庫に約1500トンのコメが保管されていて、施設全体では約1万トンはあると言います。
(JAあいち中央 営農部 稲垣豊久部長)
Q.例年と比べてコメは余っている?
「余っているというか、去年のコメの販売進度が遅れている。令和8年産のコメが農協にかなり集まっている。その関係で倉庫にたくさん入っている」
Q.去年や一昨年と比べると多い?
「ここまで倉庫事情が厳しいことは過去にない。まだ令和7年産米があるが新米が入ってくる。もともと倉庫にものがあった状態で新米が入ってくるので、なかなか空きがない」
■JAの倉庫に大量のコメが集まった理由は?
高く積み上がったコメの袋。なぜ、JAにコメが多く集まることになったのでしょうか。
(JAあいち中央 営農部 稲垣豊久部長)
「(去年は)民間の集荷業者が集荷をしていた。ことしは民間の集荷業者があまり農家に集荷に行っていない」
Q.去年はJAにコメが集まらず、民間業者にコメが流れたと聞いたが?
「それは間違いない。JAグループは仮渡金を提示するが、去年は(民間が)農協の仮渡金より高く買い取っていた」
(大石邦彦アンカーマン)
「農家からすると、高く買いとってもらえる方にコメを渡したいから、去年は民間で、ことしはJAになった」
■新米の集荷率は過去最高の7割超
JAあいち中央には、2024年「令和のコメ騒動」が起きる前は、管轄する5つの市で収穫されたコメの7割弱が集まってきましたが、2025年は6割ほどにとどまったそうです。しかし、ことしの見通しは7割強となり、かつてない集荷率になりそうだということです。
(JAあいち中央 営農部 稲垣豊久部長)
Q.倉庫内のコメの販路は?
「愛知県下のJAグループ一体となって、しっかりと売っていく」
Q.ことしのコメの出来は?
「集量としては比較的あった。生産量も上振れしている。地元のおいしいコメがあるので、愛知県産米をしっかり食べてもらえるよう、販売努力をしていきたい」
■地元農家が明かす ことしのコメ騒動とは
では、2025年2月の取材で次のように話していた安城市の農家は…
(農家 稲垣巨樹さん)
「いままで付き合いがない業者から問い合わせがあった」
Q.業者はどんな提示をしてきた?
「農協の仮渡金よりも少し高い金額を提示してきた」
農家の稲垣さんは、民間業者に「なんとかコメを回してほしい」というリクエストを多く受けたと話していましたが、11月4日に改めて伺ったところ…
(農家 稲垣巨樹さん)
「出荷するパレットがない。倉庫がないということは今まで聞いたことがない。これは大変なことになっている。去年もコメ騒動だったが、ことしもコメ騒動」
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