中国人民銀行海南省分行は29日、今年1~9月の同省クロスボーダー人民元決済額が4362億元に達したと明らかにした。写真は海南省文昌市の清瀾口岸。
中国人民銀行(中央銀行)海南省分行は29日、今年1~9月の同省のクロスボーダー人民元決済額が前年同期比16・9%増の4362億元(1元=約24円)になったと明らかにした。自由貿易港は越境貿易・投資の円滑化水準が持続的に向上した。
人民元のクロスボーダー利用は商品(コモディティー)貿易、中継貿易、貿易新業態などの分野が中心で、項目別では、モノの貿易の決済額が51・0%増の1074億元に上った。
越境貿易・投融資のハイレベルな開放は、9月末時点の試行規模が680億ドル(1ドル=約158円)を超えた。越境資産管理の試行業務は、これまでに発行機関4社が発行枠(計50億元)の登録を完了。試行商品8本を設定し、計1億6600万元を集めた。
多機能自由貿易口座(EF口座)業務は拡大が続き、1~9月に省内で新規開設された口座は730口座、取引額は人民元換算で5621億元となった。クロスボーダー資金決済は利便性が向上した。
海南省分行の郭凱(かく・がい)副行長は今後について、適度に緩和的な金融政策を着実に実施し、金融分野の開放と革新を段階的に進め、海南自由貿易港の経済の質の高い発展を金融面からしっかり支えていくと語った。(提供/新華社)