九州に接近していた台風30号は、25日に温帯低気圧に変わりましたが、大気の状態が不安定となり、福岡県でも局地的に激しい雨が降りました。深刻な水不足が心配されている福岡県。ダムはこの雨でどのような状態になっているのでしょうか。

26日朝、在来線・新幹線ともに平常通り運行が始まったJR博多駅。通勤する人からは。

■通勤客
「バスや電車がストップしてしまうかなと思っていましたが、それがなかったので一安心です。」

九州に接近していた台風30号は、25日夜、温帯低気圧に変わりました。

25日に福岡県築上町の全域に出された「警戒レベル3・高齢者等避難」は、26日午前9時すぎに解除されました。

24時間降水量は多いところで、福岡県糸島市で142.5ミリ、福岡市西区小呂島で82ミリ、佐賀県伊万里市で160.5ミリなど、いずれも10月の観測史上最大を記録しています。

■キャベツ農家・西原新太郎さん
「今回は、僕たちの許容範囲を超えるレベルの降雨はなかったので一安心。」

胸をなで下ろすのは、糸島市でキャベツ農家を営む西原新太郎さんです。

こちらの畑ではおととし、大雨の影響でキャベツの根が傷んで、収穫量が50トン減る被害に遭いました。

■西原さん
「このあたりは排水性が良くないので、畝(うね)を高くして溝をしっかり作ることで、水はけが良くなるように工夫しています。」

浸水対策として野菜を植える部分を30センチ程度高くしたことで、今回、雨の影響を受けずに済んだということです。

一方で、今回の大雨による被害も。

水面に落ち葉が浮かび、まるで川のようになっているのは住宅前の通りです。

■撮影した人
「ここはもう、川みたいになっていました。足首まではいかないかもしれないけれど、軽(自動車)では出られない。」

北九州市小倉南区中曽根新町では一部、道路が冠水し、26日午前9時ごろから通行止めとなりました。

およそ1時間後に通行止めは解除されましたが。

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