
フランス・パリで行われた物価高対策や教育環境の改善を求めるデモで、発煙筒を掲げる参加者
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フランスで24日、物価高対策や教育環境の改善を求めるデモが行われ、内務省によると計41万人が参加した。17日のデモに伴う暴動後、初の大規模デモ。約11万人が参加したパリでは一部が警官隊と衝突した。地元メディアによると、南部マルセイユでは商店で略奪や破壊も起きた。内務省は25日、全国で1314人を拘束したと発表した。イタリアやスペインなどでも抗議デモが起きた。
フランスでは対テロ警戒の軍部隊も投入された。内務省によると、全国で動員された警察官らは約7万人。労働組合主催のデモ以外は認めなかった。
AP通信によると、24日にはイタリアでも首都ローマや北部ミラノでデモが発生した。多数の警察官や兵士が警戒に当たり、ローマでは小規模な衝突が起きた。スペインやアルバニアでもデモが開かれた。
フランスのヌニェス内相は「デモは平穏に進んだ」と強調し「多くの略奪が妨げられ、17日のような公共施設への襲撃もなかった」と語った。
南部リヨンでは市中心部でのデモが禁止されたが、約1万人が街頭に集まった。地元メディアによると、警官隊が催涙ガスで排除を図ったが、一部は行進を続けた。
パリでは「生活費を下げろ」「学校に予算を」と書かれたプラカードを手に市民が行進。参加者からはデモを規制するマクロン大統領への批判も多く上がった。大学生レアさん(20)は「デモの権利さえ奪われようとしているからこそ、街頭に出なければならない」と意気込んだ。
25日はフランス各地で平穏な市民生活が続いた。デモの影響で24日は休館となったルーブル美術館やオルセー美術館は開館した。
