バーナム英首相、将来のEU再加盟望む−離脱影響巡り「率直」な議論を

バーナム英首相、将来のEU再加盟望む−離脱影響巡り「率直」な議論を

(ブルームバーグ):バーナム英首相は、自身が生きているうちに英国が欧州連合(EU)に再加盟することを望んでいると述べ、英国のEU離脱(ブレグジット)がもたらした影響について「率直な」議論を呼びかけた。

バーナム氏はITVのインタビューで、英国が2016年にEU離脱を決めたことについて、「当時言われていたような結果にはなっていないと思う」と発言。「どうすれば状況を改善できるのか、議論を主導していく」と語った。

同氏は3カ月前の首相就任以来、英国とEUの関係再構築を主要公約の一つに据えている。過去10年にわたり英国政治を二分してきた問題に、あえて踏み込む構えだ。バーナム首相は先月の党大会で、年内にEUとの新たな関係を巡る選択肢を示すと表明し、再加盟の可能性に道を開いた。

TBS CROSS DIG with Bloomberg

バーナム氏は、2016年の国民投票をやり直すつもりはなく、EUの単一市場や関税同盟には加わらないとした労働党の2024年総選挙公約を破る考えもないと述べた。

同氏は、11月20日に予定される英・EU首脳会議を前に、こうした考えを明らかにした。会議では、経済成長の促進と英国への不法移民対策で進展を目指すとしている。

同氏はその後、スカイニュースに対し、「農家や食品メーカーを支援するとともに、移民問題での協力を強化する合意を目指している。英国はそうした協力関係を失っており、取り戻す必要がある」と述べた。そのうえで、「国民にとって重要な問題に対処するための具体策について話している」と語った。

同氏は、英国がEU加盟国だった当時は、小型船で渡ってきた人々の送還を巡る取り決めが現在よりも整っていたと指摘した。移民についても、現在は数年後に英国を離れるのではなく、そのまま定住する可能性が高くなっているという。

原題:Andy Burnham Says He Wants UK to Rejoin EU in His Lifetime (2)(抜粋)

©2026 Bloomberg L.P.

Share.