「こうしたい」を想像以上のカタチへ
提案力で魅せるショーカーメイク
創業10年を迎えた福島県福島市のカスタムショップ、アクティブワークス。代表の古関さんは量販店のメカニックとして経験を積んだ後に独立。現在では福島県内にとどまらず、東北や関東からもユーザーが訪れる注目の若手ビルダーだ。

得意とするのは、USDMやトラックスタンスを軸としたカスタム。なかでもホイールと車高のセットアップには強いこだわりを持ち、アメ鍛を中心とした豊富な知識を武器に、ノーマルフェンダーからワイドボディまで、理想のツライチを追求している。

ホイール選びも、単にデザインとサイズを決めるだけではない。カラーや表面処理、リム形状まで含め、車両全体のスタイルを見ながら最適な一本を提案する。
今回撮影したランサーエボリューションXには、台湾のBCフォージド「LE52」をフルブラッシュド仕様で投入。品質やデザイン性はもちろん、サイズや表面フィニッシュの選択肢が豊富で、コストパフォーマンスにも優れることから、アクティブワークスでも人気の高いブランドだという。
サイズはフロント11.0J×18+8、リヤ11.0J×18-37という攻めた設定。そこにミシュラン・パイロットスポーツカップ2を組み合わせ、ワイドボディの迫力を最大限に引き出すスタンスへと仕上げている。

そのボディを構成するのは、アメリカのストリートファイターLA製ワイドボディキットだ。
「ランエボといえばこう」という既成概念にとらわれることなく、USメイドのワイドフェンダーに深リムのマルチピース鍛造ホイール、ハイグリップタイヤを組み合わせることで、速さと美しさを同時に感じさせるトラックスタンスを構築している。
もちろん、海外製パーツだからといって、ただ取り付けるだけでは終わらない。ワイドフェンダーはフィッティングに十分な時間をかけ、固定には海外製のチタンボルトを使用するなど、細部まで抜かりはない。

フロントグリルはメッシュレス化。その奥から覗くエアコンやインタークーラーのパイピングまでポリッシュして美しく仕上げるなど、言われなければ気付かないような部分にも手を抜かない。

リヤに鎮座するGTウイングもアメリカのバトルエアロ製。トランクマウントタイプだけでも4種類のウイング幅が用意され、さらにステーの高さやエンドプレート形状まで選択できる。その中から、ワイド化したリヤフェンダーとのバランスを見極め、最適な仕様をセレクトしている。
こうした細部の積み重ねによって、これまで数々のショークオリティのマシンを作り上げてきたアクティブワークス。技術やセンスだけでなく、古関さんの明るく相談しやすい人柄も、多くのユーザーを惹きつける理由のひとつだ。
プロショップに敷居の高さを感じていた20代の若いユーザーからも慕われ、アクティブワークスをきっかけに本格的なカスタムを始めたというユーザーも少なくない。
「最初にお客様の“こういうことをしたい”という要望や予算をじっくりお聞きします。同じ予算を掛けるにしても、例えばこうしたらこんな感じでカッコよくなりますよ、という提案は常にできるよう心がけています」と古関さん。

今回のランエボXも、そんなオーナーとの綿密な話し合いから生まれた一台だ。既成概念にとらわれないUS流のアプローチで個性を引き出した仕上がりに、オーナーも大満足。しかも現在の姿が完成形というわけではなく、今後はロールケージやエンジンパートの製作も予定されているという。
「常に新しいことにチャレンジし、人とは違う手法で愛車の個性を引き出したい」と語る古関さん。
ユーザーの希望をそのまま形にするだけではない。予算や用途を踏まえたうえで、さらに一歩踏み込んだ提案を加え、オーナー自身も想像していなかった完成形へと導いていく。その姿勢こそ、アクティブワークスが遠方のユーザーからも支持される理由なのだ。
USDMに挑戦したい。理想のツライチを実現したい。あるいは、愛車を人とは違うスタイルへ仕上げたい。そんな漠然とした相談からでも、オーナーとビルダーが一緒になって理想の一台を作り上げていける。それこそが、アクティブワークスの最大の魅力なのだ。
●問い合わせ:アクティブワークス 福島県福島市太平寺堰ノ上52-1 TEL:024-502-8895
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