11日、中国国家体育総局がSNSを通じてアジア大会で観戦マナーを守るよう呼びかけた。
2026年9月11日、中国メディアの観察者網は9月19日から10月4日まで愛知県および名古屋市を中心に開催される第20回アジア競技大会を前に、中国国家体育総局所属の専門メディア機関「中国体育報業総社」がSNSを通じて大会期間中の観戦マナーを守るよう呼びかけたことを伝えた。
中国体育報業総社はチャットアプリの微信(ウィーチャット)公式アカウント「龍潭湖之声」を通じて、「国家体育総局は以下のようなコメントを発表した。近年、試合会場において個別にアスリートに罵声を浴びせたり、侮辱的なパフォーマンスをするなどの非文明的行為をする観客が現れている。これらの行為はアスリートの権益を侵害し、試合の秩序を乱し、スポーツマンシップを損ね、国家イメージを著しく悪化させる行為だ。第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)の中国代表団の出発が迫っている。試合会場で非文明的行為を実行した観客は、アスリートが健全な形で試合に参加することを妨害するだけでなく、関連する法律やルールに違反し、責任追及を免れないだろう。試合会場での非文明的行為を共同で防止するよう、スポーツを愛する人々へ広めてほしい。国のために戦うアスリートには尊敬と守護が必要だ。奮闘には声援と拍手を。悔いが残る結果には寛容さを」と投稿した。
第20回アジア競技大会は19日の開幕に先立って10日に始まるバスケットボール男子を皮切りに43競技で熱戦が繰り広げられる。参加選手を含む関係者の人数は最大1万5000人になるという。日本での夏季アジア大会開催は1958年の東京大会、94年の広島大会に続く3度目で32年ぶりとなる。中国代表団は1274人から成り、うち選手は815人(女子404人、男子411人)で38競技・369種目に参加する。
この投稿に対し、中国のネットユーザーからは「日本へ観戦に行かないのが最も文明的な行為だ」「観客のことにまで当局は口を出せる立場か?」「行くのに気が引けてきた」「立場を失うのが怖いのか」「中国語じゃなく現地の言葉を使えばいいだろう」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/原邦之)
