
7日、ソウル市城北区の小児科(c)NEWSIS
【09月12日 KOREA WAVE】韓国で季節性インフルエンザが例年より早く流行し、乳幼児を育てる保護者の不安が高まっている。小児科に患者が集中しているうえ、秋夕連休には多くの医療機関が休診すると予想され、医療空白を懸念する声も出ている。
ソウル市城北区のある小児科では、8日午前9時ごろには待ち番号がすでに600番台を超えていた。24時間診療のため夜間からの患者が積み上がったとみられ、待合スペースには子どもと保護者約30人がいた。マスクを着けて鼻をすすったり、熱を下げるため額に冷却シートを貼ったりした子どもの姿もみられた。
病院関係者によると、薬を処方された患者のうち5~10%程度がインフルエンザ患者だという。
ソウル市中浪区から来た36歳の母親は、3歳の息子がインフルエンザから肺炎を発症して入院中だと説明。「保育園でもインフルエンザが流行している。先週金曜日には病院に人が多すぎて、診察まで2時間待った」と話した。
近くの薬局で働く37歳の薬剤師も「通常は9~10月にインフルエンザが流行するが、2026年は明らかに早いと感じる」と話した。ソウル市城東区の別の小児科でも、前週だけでインフルエンザ患者5人が受診したという。
韓国疾病管理庁の感染症定点観測によると、2026年第35週(8月23~29日)に診療所を訪れた外来患者1000人当たりのインフルエンザ疑い患者は13.3人で、前年同期の約2.1倍に上った。
イム・スングァン疾病管理庁長は、韓国国内のインフルエンザ感染が8月末の晩夏から異例の早さで増加していると説明し、今週にも流行注意報が発令される見通しを示した。流行注意報は2025年には10月17日、2024年には12月20日に発令されていた。
早期流行に加え、24~27日の秋夕連休を控え、保護者の懸念はさらに強まっている。連休中は多くの病院が休診するため、子どもが突然体調を崩した場合に迅速な対応が難しくなる可能性があるためだ。
ソウル市城北区に住むユ・スミンさん(42)は、連休中に診療する病院を事前に確認し、解熱剤などの常備薬も準備すると話した。9歳の娘を育てるキム・ジソンさん(42)も、24時間診療や休日診療に対応する病院を必ず事前に確認しているという。
疾病管理庁はインフルエンザ予防のため、手洗いやせきエチケットなど呼吸器感染症の予防対策を守り、発熱や呼吸器症状がある場合には医療機関を受診するよう呼びかけている。秋夕連休中に診療する医療機関は、救急医療ポータルや関連アプリ、保健福祉省などを通じて確認できるとしている。
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