沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』(沖縄テレビにて毎週日曜午前11時20分放送)。
年間の入域観光客数が1,000万人を突破し、観光収入も1兆円の大台に乗るなど、活況を呈する沖縄の観光業界。
国内外から有名ホテルが進出する中、創業から60年以上にわたり沖縄観光を支えてきた地元企業があります。
今回は、株式会社かりゆしの代表取締役社長・親泊昌代さんをゲストに迎えます。
「幸せ、癒し、感動―沖縄から世界へ」を掲げるかりゆしの魅力と、親泊社長が描く沖縄観光の未来に迫ります。

地元企業・かりゆしが選ばれる理由

1962年、客室数14室の「沖乃島観光ホテル」から始まったかりゆし。
現在はラグジュアリーからリーズナブルなホテルまで、県内各地で展開しています。
親泊社長が挙げる強みは、異なるコンセプトのホテル展開と「沖縄らしいアットホームさ」。
「お帰りなさい、ただいま、みたいな、ほんとにさりげない会話」
そんな何気ないコミュニケーションに、かりゆしならではのおもてなしがあるといいます。

また、旗艦ホテルがある恩納村には約8万坪の広大な敷地が広がり、プライベートビーチや豊かな森も。
海と森のつながりを感じられる環境も大きな魅力です。

JALからかりゆしへ。親泊社長が抱いた「使命感」

もともとは日本航空(JAL)の客室乗務員だった親泊社長。コロナ禍の2021年4月から2年間、JALからの出向という形でかりゆしに籍を置きました。
そこで感じたのが、社員自身が「かりゆしの本当の良さ」に気づいていないのではないかということ。沖縄を代表する地元企業としての誇りを持てば、もっと力を発揮できると考え、社員の意識改革に着手しました。
JALでの経験を生かし、「かりゆしフィロソフィー」の策定を提言。出向を終えて一度JALへ戻ったものの、定年退職を機に再びかりゆしへ戻りました。
「この人たちを幸せにしたい、もっと幸せにしたいって思って。私にしかできない、きっと仕事があるっていうような使命感を持って帰ってきた」

沖縄観光の未来は「量より質」へ

番組後半では、沖縄観光が抱える課題にも迫ります。
ホテルの価格高騰について、親泊社長は「安ければいいというものでもない」とした上で、
「この値段を払っても泊まって良かったな、価値があったなって思ってもらえることを目指すのが重要」と語ります。
今後の沖縄観光についても、「数(量)を追求するのではなく、これからは質にこだわるべき」と明言。観光客の数だけでなく、訪れた人に「来てよかった」と思ってもらえる体験を提供することが重要だと訴えます。
「かりゆしに来たら沖縄を感じられる」「沖縄にかりゆしがあって良かった」と思ってもらえる企業であり続けたいという親泊社長。

60年以上にわたり沖縄観光を支えてきたかりゆしが、これからどのような未来を描いていくのか。
番組の見逃し配信はYoutubeでご覧いただけます▼

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