富士山は約2か月間の夏山シーズンを終えて10日、閉山しました。閉山期間中の防災ヘリによる救助費を巡り、山梨県が有料化する方向で調整する中、登山者などに有料化の是非を聞きました。
【写真を見る】富士山が山じまい 軽装指導は1400人 閉山中のヘリ救助“有料化”に登山者は 山梨
夏山シーズン最終日の10日も、山梨側の富士山5合目は登山者や観光客でにぎわっていました。そして、午後2時…
県の担当者
「ゲートを閉めます」
登山道につながるゲートが閉められ、富士山は山じまいを迎えました。
県によりますと、今夏の登山者数は速報値で17万5177人に上り、去年に比べ2万5000人あまり増えました。天候に恵まれたことなどが要因だということです。
また、5合目ゲートで軽装登山の指導を受けた人は去年より300人余り多い1471人。富士山の山梨側で死亡した人は3人で、いずれも病気が原因でした。
県富士山観光振興グループ 三枝徹 振興監
「登山に来る方が増えたことで(軽装)指導した人の数も増えたところもあるが、まずはここで水際できちんと危険な登山を防止できたので効果があったと思っている」
一方、富士山は約10か月にわたる閉山期間に入りました。
県は閉山期間中に無謀な登山で遭難し、防災ヘリで救助された登山者について救助費用の負担を求める方向で最終調整しています。
“救助費用の有料化”について、登山者らに話を聞いてみると…
福岡からの登山者
「いいと思う有料化するのは(閉山期の登山は)自己責任なのでそれを分かったうえで救助者も命がけなので仕方ないと思う有料化は」
長野からの観光客
「ケースバイケースで考えた方がいいと思う。あまりにも軽率に行く人もいる。非常に軽装で行って動けなくなるとか、そういう場合は罰金というか有料でいいと思うが」
10人に話を聞いたところ、9人が「有料化に賛成」、1人は「状況に応じて有料か無料か決めるべき」と話しました。
県は近く、富士山での救助費用の有料化について発表する方針です。
