report
山梨QBサテライトキャンプ2026 DAY3
本日の対三菱電機戦を69-59で制したクィーンビーズは、地元開催のサテライトキャンプを3連勝で終えた。
開幕までは2ヶ月。今の時点で勝敗に一喜一憂する時期でないことは分かってはいる。
選手が大きく入れ替わり、今季の戦い方を模索しながら挑んだこの3戦。その中でクィーンビーズは、一戦ごとに逞しさを増していった。
今季のスローガンは「超克」。
発案者の渡邊愛加がそこに込めた思いは、「プレミア昇格を掴むためには、一人ひとりの成長が不可欠。全員が今の自分を超え、その先にある勝利を掴みに行く」というものだった。
この3日間で描き始めた選手たちの成長曲線は、2ヶ月後、どこまで伸びているのか。
期待を込めて、10月31日の開幕を待つことにしよう。













ヘッドコーチ・選手の談話
石川幸子ヘッドコーチ
今日の試合は、今シーズンの三菱電機がどういうシステムでバスケットをするのか、ほとんど分からない状態で入りました。
その中でも、試合をしながら相手にある程度アジャストできたことは良かったと思います。
点差を詰められて相手のリズムになり、少し苦しいと感じる時間帯もありました。ただ、そこで選手たちが落ち着いて、自分たちのやるべきことをやってくれました。
相手の流れをずっと引きずることがなかったというところは、今日の試合で特に良かった部分だと思います。
今回のサテライトキャンプは人数が少ない中での3日間でしたが、コートに出た選手がそれぞれきちんと自分の仕事をしてくれました。それが3連勝につながったのだと思います。
普段とは違うポジションでプレーした選手もいましたが、実際にやってみるとできることが分かりましたし、体を張って戦ってくれた選手もいました。それぞれの選手が、自分の良さを試合の中で出してくれたことは、すごく収穫だったと思います。
今日のディフェンスでは、相手に3ポイントを決められたところもありましたが、最後はしっかり対応できました。スモールの選手たちもプレッシャーを掛けながら、状況を見て判断することができていました。
オフェンスでは、しっかりペイントへアタックできたことが得点につながったと思います。インサイドだけではなく、ドライブでも中をこじ開けることができました。
3ポイントについても、練習試合ではなかなか入らなかったところがありましたが、この3日間は確率も上がりました。シューターを生かすプレーも、もっと精度を高くしていきたいです。
今回の3日間を通して、私が思っていた以上にディフェンスがタフになってきたと感じています。サテライトキャンプ前の練習試合では、なかなかうまくいかないことも多かったのですが、この3日間ではディフェンスで粘ることができました。
やはり強いチームは、まずディフェンスが強いと思っています。できるだけ失点を少なくして、そこから自分たちのいいオフェンスにつなげていく。そこはこれからも大切にしていきたいです。
もちろん、今回のサテライトキャンプでできなかったこともまだまだあります。そこはしっかり修正して、できるようにしていかなければいけません。
この3日間で新たに見えてきた選手の強みもあります。そうした部分を、リーグ戦でも生かせるようにしていきたいと思っています。
今の選手たちは、こちらから何かを伝えると、すぐにできるようになるところがあります。
もちろん、それを継続できるかどうかはこれからです。まだ若い選手も多く、知らなかったことや、これまでそういう考え方をしてこなかった部分もありますが、その分、吸収する力はすごく高いと思っています。
苦しい時には経験のある選手たちが声を掛けてくれています。コーチから言われることと、一緒にコートでプレーしている選手から言われることでは、受け取り方も違うと思います。
そういう声がコートの中から出てくることは、若い選手たちにとっても大きいですし、チームにとってもすごく助けになっています。
ダラーメ・マレム・ドイ
今日の試合は、最後まで全力でやり切ることができて良かったです。
ディフェンスとオフェンスがうまく噛み合って、チームとしてしっかりプレーすることができたと思います。
ディフェンスでは、誰がシューターなのか、誰がシューターではないのかをみんなで確認しながら、コートの中でしっかりコミュニケーションを取ることができました。
ボールに対してもいいプレッシャーを掛けることができましたし、相手に簡単にボールを動かされないようにできたことも良かったです。
最後までみんながリバウンドに行っていたことも良かったと思います。取れないことはあっても、しっかり飛び込んでいく。そういうことを続けていけば、もっと強いチームになれると思います。
オフェンスも、すごくやりやすかったです。
インサイド、アウトサイド、ピックを掛けてからのダイブなど、どこが空いているのかをみんながしっかり見ながらプレーできていました。
相手からファウルをもらうこともできましたし、ディフェンスリバウンドにもみんなが飛び込んでいました。
この3日間は人数が少ない中で、体力的にもきつかったです。
それでも、みんなに最後まで一生懸命頑張ろうという気持ちがあったことが、すごく良かったです。
この3日間を通して、オフェンスはこのチームの強みになってきていると思いました。
オフェンスでは、誰か一人が得点するのではなく、みんなが点を取ることができます。センターも得点できますし、いろいろな選手が得点できる。それが今のチームの良いところだと思います。
誰でも得点を取ることができるチームです。
今日、三菱電機に勝つことができましたし、昨日もSMBCに勝つことができました。これはチームにとって自信になると思いますし、自分たちの力にもなると思います。
ただ、本当の勝負はリーグ戦です。
開幕までは、まだ2か月あります。
今回のサテライトキャンプでできなかったことは、もう一度しっかり練習してできるようにする。うまくできたことは、これからも継続していく。
そして、ディフェンスはもっと激しく、オフェンスでももっと積極的に攻められるようにしていきたいです。
サテライトキャンプは、相手にどんな選手がいるのか分からない部分もありましたが、それでも自分たちに自信を持って、絶対に勝てると思っていました。
このチームは本当に心が強いと思います。コンタクトにも弱くありません。
まだ足りないところはありますが、すごくいい選手が集まっています。みんなしっかり話を聞きますし、お互いにコミュニケーションを取りながらチームプレーができています。
だから、すごくいいチームだと思っています。
昨日のミーティングでもみんなに話しました。
試合の途中でうまくいかないことがあっても、顔を下げない。すぐに次のことを考える。
大丈夫だから、前を向く。
下を向いている時間はありません。すぐに次のプレーが始まります。
だから、前を向いて、自分たちの目標を忘れずに頑張ろうと話しました。
石川明日香
今日の試合は、これまでの練習試合と比べても、試合の入りが良かったと思います。
これまでは入りが悪い試合が多かったのですが、このサテライトキャンプを通して少しずつ良くなってきました。自分たちのいい流れでプレーできる時間も増えてきたので、そこはチームとして良くなってきた部分だと思います。
一方で、今日も3ポイントを決められましたし、昨日も3ポイントを打ってくるチームだと分かっていながら、何本かやられてしまいました。
リーグ戦では、相手がやってくることに対して試合の中でどうアジャストするかが大事になります。そこは、これからもっとしっかりやっていかなければいけないと思います。
今日も終盤は接戦になりましたが、みんな良い意味で「なんとかなる」と思っていたのかもしれません。
ネガティブになる選手がいないですし、人数が少ない中でもベンチから声を掛け合っています。そういうところは、このチームの良さだと思います。
今回の3日間では、初戦にしっかり勝てたことも大きかったと思います。初戦は大事ですし、そこで勝つことができて、その流れを次につなげることができました。
私自身はクィーンビーズで6年目になります。
これまでは支えてもらうことも多かったですが、今は自分が支える側にならなければいけないと思っています。
私はみんなの前で大きな声を出して引っ張ることは得意ではありません。でも、一人ひとりに声を掛けることはできます。
みんなの前でなくても、必要な時に一人ひとりに声を掛けながら、チームを支えていきたいと思っています。
プレーでは、今は4番で出ることが多くなっています。
そこでミスマッチを生かすためにも、しっかり走ってリムランすることや、ポストアップしてファウルをもらうことも意識しています。
外からのプレーだけではなく、インサイドでも得点を取れるようにしていきたいです。
大学時代には4番をやったこともありますが、久しぶりのポジションです。
今までとは違う役割になりますが、そこも自分のプレーの幅を広げることにつなげていきたいと思っています。
ダフェ・ハディ
今日の試合は、ディフェンスが良かったと思います。
3試合目だったので、みんなに「最後も勝たないといけない」という気持ちがありました。その気持ちを最後まで持ってプレーできたことが、勝利につながったと思います。
この3日間は人数が少ない中での試合でしたが、みんなに「人数が少なくても勝てる」という気持ちがあったと思います。
1試合目、2試合目、そして今日の3試合目と、みんなが同じ気持ちを持ってプレーできました。それが、この3日間の結果につながったと思います。
今シーズンはメンバーも変わりました。
昨シーズンとは違いますし、新しく入ったガードやフォワードの選手たちは、まだチームのプレーを全部理解できているわけではないと思います。
でも、こちらが「こうした方がいい」「こういうプレーをしよう」と伝えると、みんなしっかり聞いてくれます。
そうやってコミュニケーションを取りながらプレーできていることが、いい試合につながっていると思います。
私自身はクィーンビーズで2年目のシーズンになります。
昨シーズンよりもっとクィーンビーズがいいチーム、強いチームになって、さらに上へ行けるように頑張りたいです。
そのためにも、チーム練習だけではなく、自分がまだできていないことを個人練習で取り組んだり、映像を見たりしながら、自分自身がもっと上手くなれるように頑張りたいです。
