ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.27 17:29

米国とカナダの関税摩擦が貿易紛争を超え暴言まで飛び交う真っ向対立の様相に突き進んでいる中、ホワイトハウスは26日に米国を象徴する国鳥であるハクトウワシがカナダグースを制圧している写真をXに上げた。

トランプ大統領は24日、トゥルース・ソーシャルに「来年1月1日からカナダ製のすべての乗用車と大型・小型トラック、自動車部品に対する関税を50%に引き上げる」と明らかにした。米国は交渉決裂翌日の22日からワイン、セメント、電子製品、ホッケー用品など約200億ドル規模のカナダ製品に50%の関税を課した。これに対しカナダのカーニー首相は同日「来月8日から同規模の米国製品に報復関税を課す」と発表した。カナダが正面対抗を宣言するとトランプ大統領が自動車産業まで50%関税の対象に上げると再度圧迫したのだ。

その上でトランプ米大統領はカーニー首相らカナダの政治指導者を「ピエロ」と呼ぶと、カナダ政界はトランプ大統領に向け「独裁者」「敗北者」とこきおろし、電力と原油の輸出中断論まで出てきた局面だ。

ホワイトハウスはXにハクトウワシの写真とともに、「トランプ大統領がついにカナダのただ乗りを終わらせようとしている」という資料まで出し、「米国経済はカナダの13倍で、人口も米国が8倍多い」として米国が交渉で優位にあると主張した。

名前そのままカナダを連想させる鳥であるカナダグースを踏みにじる米国のハクトウワシの写真はトランプ大統領がカナダを相手にした貿易戦争で勝利したという趣旨だ。写真はハクトウワシが凍りついた湖の上で鋭い爪でカナダグースの首を握って押さえ付けている瞬間を捕らえた自然ドキュメンタリーのワンシーンだ。

だが写真の2羽の鳥の後日談が公開され、嘲笑写真はすぐ逆風を浴びることになった。

ホワイトハウスが出典を明かさず使った写真が実際のドキュメンタリー映像ではカナダグースの勝利で終わる正反対の状況だったという事実がコメントで相次いで明らかになったためだ。この写真は昨年2月に米オンタリオ湖で撮影されたドキュメンタリーのワンシーンで、20分にわたる戦いの末にカナダグースがハクトウワシを相手に反撃に成功し、結局ハクトウワシはあきらめて去っていたことがわかった。

ホワイトハウスがこの映像を撮影した原作者に著作権と関連して許諾を求めたかも不明な状況で、無断使用議論も起きている。

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