フランスを拠点に世界でサービスを展開する独立系ディストリビューター「Believe」のインド支社Believe Indiaは、ポップス専門のインプリント「BL/UR」を新たに立ち上げた。

BL/UR設立は、Believeの創業20周年を記念して、インド・ムンバイで開催された音楽業界関係者向けのイベントで発表された。

Believe India は近年、インドの音楽市場で急速に存在感を強めている。

同社はインドの地域言語や文化に特化したインプリント戦略を軸に、アーティスト支援を展開している。

今回設立したBL/URは、パンジャーブ語の「ノイエ」(Neue)、ハリヤーンウィー語の「マーラ・トーラ」(Mahra Tora)、タミル語の「シンク・インディー」(Think Indie)に続く4番目のインプリントとなる。

Believeのインド・南アジア地域アーティストサービス部門ディレクターのアキラ・シャンカール(Akhila Shankar)氏は次のように語った「インドの次世代アーティストたちは、アイデンティティをローカルかグローバルかで区別せずに育っています。彼らが受ける影響はジャンルや文化の垣根を軽く超えて、音楽性にも如実に反映されています。BL/URは、こうした新たな時代を体現するアーティストを発掘し、育成するために立ち上げられました」

BL/URの第一弾リリースには、マラーティー語のポップシンガー、サンジュ・ラソッド(Sanju Rathod)のデビューアルバムとなる。

同アーティストのシングル「グラビ・サーディ(Gulabi Saadi)」と「シェイキー(Shaky)」は、インド国内のYouTube「Top Music Videos」チャートで1位を獲得した実績を持つ。

別のリリースでは、ヒンディー語の作曲家、アヌラーグ・サイキア(Anurag Saikia)によるEP『Pardesi』だ。

同氏がNetflixのドラマ・シリーズ『Mismatched』シーズン3に提供した楽曲「Ishq Hai」は、SpotifyインドのTop Songsチャートで1位まで上昇した。

EPからのリードシングルで、ラジャスタン地方の民謡的要素を取り入れた「Badeela」は、BL/UR発表日の8月21日(金)にリリースされた。

BL/URと契約を結んだその他のアーティストでは、エレクトロニックミュージック・デュオの「Rusha & Blizza」、ウルドゥー語のヒップホップアーティスト兼シンガーの「ファルハン・カーン(Farhan Khan)、そしてヒンディー語のMCである「バリ」(Bali)と「クラールG」(KhullarG)が名を連ねている。

パリに本社を置くBelieveは、日本を含めて50カ国以上で事業を展開し、2,000名以上の従業員を擁するほど、活動規模を広げている。

傘下のサービスや専門レーベルには、TuneCore、Sentric、Nuclear Blast、naïve、Groove Attackなどを抱えている。同社は近年、世界規模でサービス展開を強化している。

今年5月には、米国事業の強化を目指し、新レーベル「AZTEC」を立ち上げた。

Believe、新レーベル「AZTEC」設立で米国進出を強化。元300エンターテインメントのアズ・コーエンと共同経営

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