【8月23日 CGTN Japanese】中国の民間航空宇宙企業、中科宇航(CAS Space)が独自開発した力巡1号アッパーステージが、一連の動力システム試験を完了しました。同機は来年第1四半期に初飛行を実施する計画です。

アッパーステージは宇宙の「シャトルバス」のような存在で、通常はロケットとその運搬する搭載機の間に配置されます。ロケットが宇宙空間に到達した後、アッパーステージが任務を引き継ぎ、衛星の軌道投入などの後続任務を遂行します。

数カ月にわたる一連の試験の結果、力巡1号アッパーステージのエンジン燃焼試験の累計時間は 5211 秒に達し、飛行試験段階へ移行する条件を満たしたことが確認されました。

中科宇航力巡1号アッパーステージの主任設計者である楊浩亮氏によると、ロケットが宇宙の「出発点」まで衛星を運んだ後、アッパーステージが飛行任務を引き継ぎ、軌道間における衛星ペイロードの輸送を担います。「乗客」に当たる衛星を一つずつ指定の軌道へ送り届け、荷降ろしを完了させます。さらに、1 回の打ち上げで多数の衛星をそれぞれ異なる軌道に分配することが可能で、衛星自身が軌道上昇のため燃料を消費する必要がなくなるため、衛星の軌道上での寿命を延ばすことができます。将来的に力巡 1号は力箭2号などさまざまなタイプのロケットと組み合わせて運用できるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News

 

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