18日、中国メディア・観察者網は、中国本土のメディア関係者が香港中文大学の「客員教授」を自称していた問題について、大学側が肩書を完全否定し、法的責任の追及を示唆したと報じた。写真は香港中文大学。
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2026年8月18日、中国メディア・観察者網は、中国本土のメディア関係者が香港中文大学の「客員教授」を自称していた問題について、大学側が「雇用した記録や関係は一切ない」と完全否定し、法的責任の追及を示唆したと報じた。
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記事によると、同大学は13日に公式サイトで声明を発表し、中国本土のメディア関係者である張龍(ジャン・ロン)氏について、職員としての雇用記録はなく、雇用や教育、提携などの関係は一切存在しないと説明した。
また、大学側は同氏が客員教授などの名義で行う宣伝や協力、その他の活動は同大学とは一切無関係であるとし、大学の名義を不正に使用して虚偽の陳述を行ったり大学の名誉を傷つけたりする行為に対しては、法的責任を追及する権利を留保する姿勢を示している。
報道によると、張氏は中国本土の「西部新聞網」総編集長や陝西龍創文化伝媒の執行取締役を務める人物で、「文化学者」や「書家」のほか「香港中文大学客員教授」などの肩書を掲げて各種文化イベントに参加し、中国の検索大手・百度の百科事典(百度百科)にも客員教授の肩書が掲載されるなど、約3年間にわたり肩書を詐称していたという。
香港中文大学
また、同氏が過去に特約研究員として関与していた「中国管理科学研究院」は、肩書の乱発や資格販売などの不正行為により、2024年6月に国家機関から登録を抹消されていたとのことだ。
記事は、張氏が提示していた委嘱状に複数の明らかな不審点があったと指摘。客員教授の委嘱状であるにもかかわらず監督や学長、教務長が連名する学位記の書式を流用していたほか、実在しない学内の組織名が記載されていたと伝えた。
さらに、繁体字の中に一部簡体字が混在していたり、英文表記に文法的な破綻や誤記が多く見られたりしたことから、機械翻訳で作成された偽造書類の疑いが持たれているとも報じた。(編集・翻訳/川尻)
