
ルフトハンザドイツ航空が、初期に製造されたボーイング777X(777-9)の受領を拒否することを検討ことが明らかになりました。複数の現地メディアの報道によると、同社のカルステン・シュポアCEOが決算時のメディアブリーフィング明らかにしたもので、エミレーツ航空に続き、初期製造機を敬遠するローンチカスタマーはこれで2社目となります。

シュポアCEOは、どの機体を商業運航用として受け入れないか、また、どの機体であればボーイングからの資金提供を受けて改修・最新化できるかについて、現在ボーイング側と協議を行っていると述べており、初期製造分の取り扱いに関して交渉中であることを示唆しています。
ボーイング777Xは、開発と型式証明の取得が大幅に遅れており、就航予定が当初の2020年から2027年へと後ずれしています。この長期間にわたる遅延の間に製造され、保管状態にある初期ロットの機体は、現在の最新基準を満たすために大規模な再改修が必要になるとされています。
同機のローンチカスタマーであり最大の顧客でもあるエミレーツ航空は、すでにこの改修に要する時間とコストを懸念し、初期製造分の受領を拒否する姿勢です。ルフトハンザもこの動きに追随した形となり、開発遅延とそれに伴う機体仕様の陳腐化が、航空会社の機材計画に深刻な影響を与えている現状が浮き彫りとなっています。Photo : Boeing
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