
ChatGPTに作りたいものを伝えると、Adobeの豊富なプロ用ツールを活用して高品質なクリエイティブを作ってくれる。Adobeは8月6日、ChatGPTから同社のプロ向けクリエイティブツールを利用できるようにする「ChatGPT向けアドビプラグイン」を提供開始した。Web版およびアプリ版のChatGPTに対応しており、プラグイン画面から追加できる。
ChatGPT向けアドビプラグインは、Adobeのプロ向けクリエイティブツールや生産性向上ツールを1つに統合し、ChatGPT WorkおよびCodexから横断的に利用できるようにする機能。ユーザーが作成したいものをChatGPTに伝えると、プラグインがバックグラウンドで適切なAdobeツールを活用しながら支援してくれる。
プラグインは、ChatGPTのチャットで「@adobe」と入力するか、「+」ボタンから選択することで呼び出せる。機能はゲストでも利用可能だが、Adobeアカウントでサインインすると、生成機能の制限が解除されるのに加え、Creative Cloudのファイルにアクセスしたり、セッションをまたいで作業内容を保持したりできるようになる。


具体的には、写真と指示したスタイルに基づいてキャンペーン用の高品質なクリエイティブを作成する、長尺の動画から各種SNSプラットフォームにあわせたハイライト動画を生成する、デザインテンプレートを使ってSNS用コンテンツなどを作る、スプレッドシートやデータセットからカタログなどの顧客向けPDF資料を制作するといったことが可能。より高度な編集が必要な場合には、Adobeのアプリに移動して作業を進められる。
Adobeでは2025年12月に、Photoshop、Express、AcrobatをChatGPTから利用できる機能をリリースしたが、今回のプラグインではこれらに加えて、Premiere、Lightroom、Illustrator、InDesign、Stock、Fireflyといったツールもサポート。1つのプラグインを通じて70以上のプロ仕様のツールにアクセスできる。
なお、同社は直近数カ月でChatGPT、Claude、Copilotといった主要AIチャットボットプラットフォームにおいて、同社ツールへのアクセスを拡大してきたが、SlackやGeminiについても8月以降対応を予定しているという。
