大阪の遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)にて、ホラーアトラクション『戦慄迷宮:迷』が開催中。VRゴーグルを着用し1kmの迷宮を探索する同アトラクションだが、7月18日より「貞子」が出現する新バージョンがスタートした。

■ 人気VRホラーアトラクションが「貞子」とコラボ

XR技術を活用した体験設計を手がける「ABAL」による『戦慄迷宮:迷』は、富士急ハイランドが運営するホラー施設「戦慄迷宮〜闇に蠢く病棟〜」を原案にしたVRホラーアトラクション。各地で開催され、大阪では2025年に同園で初開催となったが、今回はホラーヒロイン・貞子とのコラボが実現した。

ひらかたパークの「ABALアリーナ」で開催中の『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒』『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査』ひらかたパークの「ABALアリーナ」で開催中の『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒』『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査』

制限時間は30分で、それを過ぎると強制終了となるが、担当者によると、初日には時間切れとなった参加者もいたという。

さらに「怪異との遭遇率」も15%アップし、怖さも倍増しているとか…。とはいえ筆者はVRを使ったアトラクションも初体験となるため、「はたして本当に怖いのか」と半信半疑な思いを抱きつつ参加してみることに。

■ 1kmものバーチャル迷宮を探索、もちろん怪異も登場

アバター撮影ブース。グループで参加した場合は互いのアバターを認識でき、アバターで自撮りもできるアバター撮影ブース。グループで参加した場合は互いのアバターを認識でき、アバターで自撮りもできる

同アトラクションでは参加者がVRゴーグルを着用するのだが、まずはアバターの写真を撮影する。その際に発行されたQRコードを読み込めばVR内で撮影した写真をゲットできるというシステムだ。

プレイ中の様子。現実世界は明るい会場で、周囲に他の人もいるとは理解しつつ、ゴーグルを着用中は恐怖が凄まじいプレイ中の様子。現実世界は明るい会場で、周囲に他の人もいるとは理解しつつ、ゴーグルを着用中は恐怖が凄まじい

準備を済ませいよいよVRを着用しスタートすると、オープニングである迷宮の入口が現れる。この時点でホラー要素はなく、まず現実世界と変わらないリアルさにあっと驚く。しとしと降る雨や曇天の空も生々しく、本当に水滴が落ちてきたのではと錯覚したほどだ。

バーチャル迷宮では、「片手を開き、握る」というアクションで写真撮影可能。現実世界さながらのグラフィックに驚く ©富士急ハイランド©KADOKAWAバーチャル迷宮では、「片手を開き、握る」というアクションで写真撮影可能。現実世界さながらのグラフィックに驚く ©富士急ハイランド©KADOKAWA

参加者が「調査員」となり迷宮に潜む異常を調査・記録していくのがおおまかな進め方なのだが、とにかくこの迷宮を歩いているだけですでに恐怖が高まっていく。長く暗い廊下を懐中電灯の光だけを頼りに歩く時間、古ぼけたエレベーターで降下しそして扉が開く瞬間、廊下の角を曲がる直前の「何かがいるのでは」と身構える感覚…。ホラー映画やゲームで見てきた恐怖を、身をもって感じることができるのだ。

先を進むのが恐ろしい迷宮空間。指を動かすことで懐中電灯の光を動かせる ©富士急ハイランド ©KADOKAWA先を進むのが恐ろしい迷宮空間。指を動かすことで懐中電灯の光を動かせる ©富士急ハイランド ©KADOKAWA

同アトラクションでは8フロア・全長1kmものバーチャル空間が舞台なので、最速クリアをしても20分は必要となる。さらに病室の探索を進めるにつれ怪異の出現率も上がっていき、怖さのあまり歩みも遅くなっていくので、「いつ出られるのか、本当に出られるのか」という不安も高まっていく。

怪異との遭遇も臨場感たっぷり©富士急ハイランド©KADOKAWA怪異との遭遇も臨場感たっぷり ©富士急ハイランド©KADOKAWA

そしてついにあの貞子が登場。ホラー好きとして「あの貞子が!」という感動を覚えたのも束の間。気づいたらすぐそばに立っている恐ろしさは凄まじく、さらに振り切っても逃げ切れないのだろうなという絶望感もあり、さすがの存在感だった。

『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査』では貞子も登場。視覚・聴覚ともに恐怖感を煽る ©富士急ハイランド©KADOKAWA『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査』では貞子も登場。視覚・聴覚ともに恐怖感を煽る ©富士急ハイランド©KADOKAWA

ちなみに受付ではグッズも販売されており、「戦慄除けのお札 ミニステッカー」(各色500円)を購入すれば「怪異なし」モードに切り替えられる。グループで参加したもののホラーが苦手という人も安心なので、ぜひとも試してみてほしい。

受付ではシャツやキーホルダー、ミニステッカーなどグッズも販売。右にある3種の「戦慄除けのお札 ミニステッカー」(各色500円)を購入すれば「怪異なし」バージョンに切り替え可能。グッズ目当てのため、怪異なしを断る人もいるそう受付ではシャツやキーホルダー、ミニステッカーなどグッズも販売。右にある3種の「戦慄除けのお札 ミニステッカー」(各色500円)を購入すれば「怪異なし」バージョンに切り替え可能。グッズ目当てのため、怪異なしを断る人もいるそう

『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒』は7月11日より開催中(終了日未定)。『戦慄迷宮:迷 怪異覚醒 貞子特別調査』は、7月18日から9月8日まで。会場はひらかたパークの「ABALアリーナ」。

取材・文・写真/つちだ四郎

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