キャスパー・ユンカー 写真:アフロスポーツ

 浦和レッズ、名古屋グランパス在籍歴のあるデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが、タイ1部ブリーラム・ユナイテッドからデンマーク1部ラナースFCへ移籍する模様。V・ファーレン長崎所属FWノーマン・キャンベル古巣であるラナースFCは、日本人投資家による買収が間近であるが、日本サッカーに詳しいユンカーの獲得が、“シント=トロイデンVV(STVV)化”への第一歩とみられる。

 デンマーク『Tipsbladet』は20日に「ユンカーがデンマーク復帰へ ラナース加入が決定的」とリポート。これによると、選手本人は20日にも現地入りしてメディカルチェックを受ける見込み。2028年夏までの複数年契約でサインを交わすという。

 同メディアは「今回の移籍は非常に驚きと言える」とした上で、「ユンカーはわずか半年前にブリーラムへ移籍したばかりであり、契約もまだ1年残っている。しかし、本人は母国へ戻ることを希望しており、ブリーラムも本人の意思を尊重した」

 ユンカーは浦和時代から度重なるコンディション不良に悩まされ、名古屋時代には長谷川健太元監督のもとで出場機会に恵まれなかった。名古屋退団前には一時デンマーク2部ホースンスやデンマーク1部ブレンビーIF、スコットランド1部セルティックなどが移籍先候補として報じられたものの、ブリーラムへ移籍する。

 ブリーラムでは元ヴィッセル神戸、横浜FM所属のタイ代表DFティーラトン・ブンマタンや、元ヴァンフォーレ甲府所属DFエドゥアルド・マンシャ、元横浜FM所属DFサンディ・ウォルシュとチームメイトに。タイ1部リーグの外国人枠から外れ、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では3試合に出場もノーゴール。プレータイムもわずか71分だった。

 一方、日本資本のラナースFC参入は、デンマーク『amtsavisen』が2日に報道。これによると、ラナースFCを買収する日本資本は、「プロサッカークラブの経営経験がある」とのこと。現地では長崎のメインスポンサー『株式会社ジャパネットたかた』であるとの見方が広まっているが、記事には「この日本資本は、日本人選手獲得を狙っている」と綴られている。

 

Share.