キーウ(CNN) ロシアは19日にかけて、4年以上続くウクライナとの戦争で最大規模となる弾道ミサイル攻撃を実施した。

ウクライナ空軍によると、ロシアは「攻撃用無人航空機(UAV)のほか、空中および地上から発射する各種ミサイルを使用し、ウクライナに対して大規模な複合攻撃」を実施した。主な標的は首都キーウだったという。

キーウにいるCNN取材班は、一晩中、爆発音が聞こえたと報告した。記者の一人によると、19日朝には市内で強い煙の臭いが漂い、空襲警報も依然として発令されていた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「敵は各種ミサイル40発以上を発射し、その大半は首都を狙ったものだった。攻撃用ドローン(無人機)120機も投入された」と述べた。

シビハ外相代行は、ロシアが弾道軌道を飛行する「約40発」のミサイルを発射したとし、「開戦以来、最多となる数の弾道ミサイル」だったと述べた。

空軍によると、防空システムは「ミサイル18発とUAV108機を含む126の標的を撃墜または無力化した」。

キーウの画像には、地面をえぐった巨大な陥没穴や、黒焦げになった建物の外壁が写っていた。

ミサイルにより道路が陥没し、がれきが散乱している=19日、キーウ/Efrem Lukatsky/AP
ミサイルにより道路が陥没し、がれきが散乱している=19日、キーウ/Efrem Lukatsky/AP

国家非常事態庁によると、キーウの五つの地区で攻撃が報告された。市内では1人が死亡し、16人が負傷したという。

ゼレンスキー氏は「弾道ミサイルに対する防御は常に喫緊の最優先課題だ」と述べた。

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