2026年7月16日 13:18

頭数調査(16日)
奈良公園に生息するシカについて、保護活動を行っている一般社団法人・奈良の鹿愛護会は16日、過去最多の1687頭と発表しました。けがをするなどして鹿苑に保護されているシカは頭数調査の対象ではありません。
奈良の鹿愛護会は、15日と16日の2日間で奈良公園に生息するシカの頭数を調査しました。オスは411頭、メスは990頭、子鹿は286頭でいずれも2025年より増え、計222頭増加しました。5年連続で増えており、1953年に現行の方法で調査を始めて以来最多となりました。
■2025年(頭) ■2026年(頭)
総数 1465 1687
オス 315 411
メス 816 990
小鹿 334 286
奈良市内に生息するシカは国の天然記念物です。公園内での頭数調査は、奈良の鹿愛護会がシカの保護活動の基礎資料として統計を作成することを目的に毎年行われています。愛護会によりますと、保護の対象となるのは奈良公園と周辺の地区にいるシカに限られます。
奈良市内では、住宅街でのシカの出没が増加していて、交通事故に巻き込まれたり、田んぼでイネを食べたりするなどの影響が出ています。
奈良県や愛護会は、シカを背後から追い込む、「追い上げ」という方法で奈良公園に連れ戻すなど対策を進めていますが、今のところ根本的な解決には至っていません。
最終更新日:2026年7月16日 15:09
