ロシアによるウクライナ侵攻から約4年半。長期化がもたらした「支援の薄れ」が、避難者たちの生活に影響を与えています。

【写真を見る】ウクライナ侵攻から4年半 戦争長期化で“支援薄れ” 避難者の生活に影 目標500万円のクラウドファンディングは半分程度しか集まらず

ウクライナ軍参謀本部は7月12日、ロシア中部サマラ州にある軍に航空燃料などを供給する製油所を攻撃したと発表しました。

長引く紛争の中、12日に名古屋市内で開かれていたのは、ウクライナ語の教室。子どもたちは日本で生まれ育ちましたが、ウクライナにもルーツをもっています。

ウクライナ語を教えていたのは、ダツェンコ・リディヤさん(72)。現地では国語教師の仕事に就いていましたが、4年前に戦火を逃れ、息子の住んでいる日本にやってきました。

(ダツェンコ・リディヤさん)
「ウクライナにルーツをもつ子どもたちのために、祖国のアイデンティティを強調するようにしています」

■ロシアによるウクライナ侵攻から約4年半…避難民は今も

同じくバルコ・リュボウさん(71)も、3年前に日本へ避難。子どもたちに、ウクライナの郷土料理を振る舞います。

(バルコ・リュボウさん)
「子どもたちにおいしく食べてほしい。元気に学校へ通ってほしい」

現在、東海3県に避難しているウクライナ人は131人。

(日本ウクライナ文化協会 榊原アレクセイツェヴァ ナターリヤ副理事長)
「きのうも(ウクライナ人から)電話で『名古屋に行きたい』と。大変ですが、まだ支援は必要」

ロシアによるウクライナ侵攻から4年半。戦争の長期化は、避難者の生活にも影を落としています。

■クラウドファンディングで支援募集 目標の500万円にはほど遠く…

当初は、東海地方でも名古屋市が中心となって寄付を募り、約2000万円を一時金や光熱費補助として配りましたが、金銭的補助は翌年の2022年まで。日本財団による支援事業も3月に終了し「支援の薄れ」は確実に訪れています。

(ナターリヤ副理事長)
「関心が薄れていることは間違いない。ニュースには出ていないが、実際は落ち着かない」

(ナターリヤ副理事長)
「もうあと少し頑張って、目標までいけるとうれしい」

CBCテレビ

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