◆人生2回目の始球式

長野:2回目になります。

佐藤:1回目は?

長野:僕が(読売)ジャイアンツに入って1年目の夏くらいに、「ジャイアンツカップ」という中学生の全国大会があるんですけど、その開会式で投げました。

佐藤:1年目ということは……。

長野:2010年ですね。

佐藤:へぇ! 台湾での始球式は、どういう経緯だったのですか?

長野:中信兄弟の球団の方からオファーをいただいて、始球式を務めることになりました。

佐藤:長野さんは、元々台湾とゆかりがあったり、台湾の球団とつながりがあったりしたのですか?

長野:いや、そんなことはないんですけど……ただ、阪神とオリックスで活躍された平野恵一さんには(昔から)すごくかわいがっていただいて。でも、そことはまたちょっと別(のルートからのオファー)だとは思うんですけど。

佐藤:平野さんは今、中信兄弟の監督をされていますよね。

長野:そうですね。

◆「距離感が難しいです」

長野:あれは、まず革靴だったんです。

佐藤:そうか、ばっちりスーツでしたよね。

長野:なので、革靴でマウンドから投げたら滑るのと、マウンドからだとちょっと遠いじゃないですか……届かないと恥ずかしいので、前から投げさせてもらったというのが本当のことですね(笑)。

佐藤:ハハハ(笑)。でも、よく「マウンドはピッチャーの聖域だ」と言うじゃないですか。だから、そこを踏んじゃいけないみたいな理由を聞いたりするんですけど、そういうわけでは……?

長野:まったくなかったです(笑)。でも、そう誰かが言っていたんですよね?

佐藤:(番組の)台本にもそう書いてあります(笑)。

長野:でも、僕は全然そういうつもりじゃなかったので。誰かが良いように言ってくれたんだと思います。

佐藤:なるほど(笑)。じゃあ、仮にバリバリに仕上げて、スニーカーで投げられるとしたらマウンドから?

長野:投げてみたいですね。

佐藤:ちなみに「ジャイアンツカップ」のときはマウンドからですか?

長野:はい。あのときは、本当に子どもたちがいっぱいいたのと、まだ試合が始まる様子ではなかったので、マウンドから思いっきり投げました。だけど、ちょっと高めに浮いてボール球でした。

佐藤:今回はどうでしたか?

長野:今回は、近いぶん「ワンバンだけは絶対にダメだ」と思って。そうしたら、やっぱり高めにいっちゃいました(笑)。

佐藤:距離感がやっぱり難しいんですね(笑)。

長野:難しいです。

(TOKYO FM「SGC presents 長野久義 El Dorado~新・黄金時代~」7月5日(日)放送より)

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