大阪土産の定番として親しまれるスイーツ店「りくろーおじさんの店」が、創業当時からの名物和菓子「軍配大関」を全面リニューアルした。
看板商品の「焼き立てチーズケーキ」だけでなく、アップルパイや食パン、ロールケーキ、プリンなど多彩なラインアップでも根強い人気を誇る同店。
「りくろーおじさんの店」創業時からの名物和菓子「軍配大関」がリニューアル
なかでも「軍配大関」(どら焼き)は、1956年の創業時から続く名物のひとつで、創業者の西村陸郎さんが菓子作りから卸売りまで一人で担っていた時代に誕生した同店の“原点”ともいえる商品だ。
商品名は、西村陸郎さんが相撲好きだったことから、勝負や縁起を象徴する「軍配」と、最高位の横綱ではなくあえて更に上を目指す「大関」を組み合わせて命名。「長く愛される菓子を届けたい」という願いが込められている。
「りくろーおじさんの店」創業者が相撲好きだったことから命名された「軍配大関」
りくろーおじさんが創業当時乗っていた自転車。これを使って売りに出ていたという(2022年6月大丸梅田店『夏のりくろー祭り』にて/Lmaga.jp撮影)
創業70周年を迎える今年、その歴史ある一品を刷新。配合や製法を一から見直し、「全体のやわらかさ」をテーマに再設計した。生地・餡・栗がそれぞれ主張するのではなく、口に入れた瞬間に一体となる食感を追求したという。
りくろーおじさんの店「軍配大関」製造時の様子
しっとりとした生地と、みずみずしく艶のある餡が調和し、よりやさしい口どけを実現。長年親しまれてきた味わいを大切にしながら、時代に合わせて進化させた。
開発を担当した三好祐也さんは、「一番苦労したのは餡づくりです。餡炊き機の刷新に伴い、配合も製法もすべて一から見直しました。何度も試作を重ね、ようやく納得のいく仕上がりにたどり着きました」と振り返った。
「軍配大関」の価格は1個330円、賞味期限は3日間(最短)。販売店舗は「住之江公園店」「アリオ八尾店」「彩都の森店」の3店舗のみ。
1956年の創業の「リクロー株式会社」は今年で70周年