セルフレジなど、暮らしを便利にする精密機器の展示会が、16日から福岡市で開かれています。人手不足や資材の高騰などの課題解決につなげようと、工夫を凝らしたアイテムが並びました。

■中村安里記者
「こちらの会場には、様々な種類のセルフレジなど、私たちの暮らしに身近な機械が展示されています。」
福岡市の展示場で、16日から始まった「ニューバランスフェア」。
東京に本社を置く精密機器メーカー「寺岡精工」のレジシステムや包装の機械など、およそ200点が並びます。

目玉は、ことし誕生したセルフレジ、その名も「はかりセルフ」です。
計量器を搭載しているのが特徴で、登録された商品の重量と、スキャンされた商品の重さが合わない場合はエラーを表示します。
■中村記者
「セルフレジで、黒毛和牛のバーコードをコロッケで隠してスキャンしてみると、置いた時に、このようにエラーが出てきます。」
人手不足などを背景に全国でセルフレジの導入が進む今、実は問題となっているのが不正行為です。
■寺岡精工 リテイル事業部・村松亮太さん
「いわゆる、バーコード偽装といわれる不正の手口もありまして。」
“バーコード偽装”とは、パック商品を重ねてスキャンしたり、バーコードを貼り替えたりといった不正のことです。
「はかりセルフ」はそれを見抜くため、ミスや万引きによる店側の損失が減ると期待されています。

会場では、資材高騰への対応を意識した機械も紹介されました。
■寺岡精工 マーケティンググループ・矢野光隆 次長
「プラスチックを少しでも減らそうという意味で、トレーを使わない包装形態として、ノントレー包装をご紹介しています。」
こちらは、生鮮食品などをトレーを使わずに包装できる機械です。
■矢野次長
「今回の中東情勢で、よりプラスチックに対する食品業界の関心が高まってきた。(プラスチックの)価格は、かなり値上がり傾向が続いていますし、そのタイミングで、少しでも違う素材に切り替える。」
来場者は、それぞれの現場の課題解決につながる機器に注目していました。
■訪れた人
「新しいレジの導入を検討している中で、誰でも簡単にオペレートができて、間違いが少なくなればいいかなと。」
「昔に比べて省人化できそうな機械があった。人手不足は、これから先もずっとつきまとう問題なので、できることはDX化して、なるべく人の手をかけずにコストを下げることが肝になってくるのではないかと思っています。」
人手不足や資材高騰が続く中、高まる機器への関心。展示会は、6月17日まで開かれています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年6月16日午後5時すぎ放送
