11日(日本時間12日)に開幕したサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は、出場チーム数が「48」へ拡大された。これに伴い、グループリーグ(1次リーグ)終了後の決勝トーナメントは32チームで行われ、グループ3位でも決勝トーナメントに進めるチームがある。ただ、「3位チーム」の初戦の相手を決める過程は複雑で、日本代表にもタフな戦いが待ち受けている。(デジタル編集部)
ランニングする日本代表の選手たち(12日)=飯島啓太撮影
1次リーグは4チームずつ計12組に分かれて行われ、各組上位2チームと、3位のうち成績上位8チームの計32チームが決勝トーナメントへ進む。すでに発表されている決勝トーナメントの組み合わせ表を見ると、ベスト32による1回戦では各組1、2位チームの試合日と時刻、会場は確定しているが、3位チームの対戦相手には幅がある。トーナメント表には「E組1位-A/B/C/D/F組3位」などとあり、他の組の1位と対戦することだけは決まっている。
決勝トーナメントの組み合わせ
グループ3位の12チームから上位8チームを決定するというプロセスを伴うため、国際サッカー連盟(FIFA)は大会規則の中で、3位の上位8チームが他のグループの1位と対戦する決勝トーナメント1回戦の組み合わせをすでに示している。
それによれば、3位の12チームから8チームを選ぶ組み合わせは計495通りあり、そのうち日本のグループF(F組)が8チームの中に入るパターンは330通りを数える。さらに、この330通りの中で日本のグループF(F組)がどのグループの1位と対戦するかを調べると以下のようになり、I組1位との対戦が276通りと約84%を占めている。
I組1位との対戦=276通り(83・6%)
E組1位との対戦=35通り(10・6%)
D組1位との対戦=11通り(3・3%)
B組1位との対戦=5通り(1・5%)
A組1位との対戦=3通り(0・9%)
仮に日本がグループF(F組)の3位となった場合、ベスト32による決勝トーナメント1回戦で、I・E・D・B・A以外の組の1位チームと対戦することはない。FIFA世界ランキングの上位4チーム(アルゼンチン、スペイン、フランス、イングランド)がトーナメント序盤で対戦する可能性を下げるようにしたり、3か国の広域開催に伴う日程や移動などの面を考慮したりした結果とみられるが、日本がグループF(F組)で3位なら、計算上はFIFAランキング3位のフランスやアフリカの強豪国セネガル、ノルウェー、イラクがいるI組の1位チームと対戦する確率が高い。次に可能性が高いE組にはドイツ、エクアドル、コートジボワール、キュラソーが入っている。
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日本がグループ3位で決勝トーナメントへ進み、1回戦でI組1位と対戦する場合、試合日はグループF(F組)最終戦のスウェーデン戦から中4日の7月1日午前6時(日本時間)で、会場はアメリカのニューヨーク/ニュージャージースタジアムとなる。
なお、日本がグループF(F組)の1位か2位で決勝トーナメントへ進んだ場合には、1回戦で、グループC(C組)の2位か1位と対戦する。グループCには、世界ランキング6位のブラジル、同7位のモロッコ、ハイチ、スコットランドが入っている。(世界ランキングは6月11日現在)
3位の上位8チームの組み合わせと決勝トーナメント1回戦の相手(一部)
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