
メキシコ代表のハビエル・アギーレ監督
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史上最多の48チームが参加する新方式のW杯。スポニチは従来より40試合増えた熱戦の見どころをいち早く紹介する。話題の選手やチームにスポットを当て、11日の開幕戦は開催国メキシコに注目。前回22年カタール大会で連続16強が7大会で途絶えた伝統国がハビエル・アギーレ監督(67)の下で上位進出に挑む。
単独最多となる3度目のW杯開催。前回の地元開催だった86年大会では選手として8強入りを支えたメキシコのアギーレ監督は「代表として地元のW杯に出場するのはかけがえのないこと」と話す。
1次リーグで敗退した前回から上位躍進が期待される大会。かつて日本代表を率いた指揮官は24年7月に3度目となる母国の代表監督就任を果たすと、組織的な守備と規律を植え付けてチームを再建した。25年には北中米カリブ海ネーションズリーグと同選手権をともに制覇。年明け以降は難敵のベルギー、ポルトガルと引き分けるなど6勝2分けの無敗でW杯開幕を迎える。
十分な準備を整えるため、昨年12月の段階で国内組の前倒し招集を各クラブに認めさせ、4月28日にどこよりも早くメンバー12人を発表。「地元開催でしっかり準備する必要がある」と練習相手を含めた20人を国内リーグ終盤戦の最中に確保して合宿を開始した。
メキシコ連盟も全面支援。練習拠点の改修に4億ペソ(約36億8000万円)を投じ、宿泊や医療などの施設、ジムを充実させた。「道を歩けば人々の熱気を感じる。選手には誇りを持って戦ってほしい」。南アフリカとの開幕戦から闘将が率いるメキシコの戦いが始まる。
◇ハビエル・アギーレ 1958年12月1日生まれ、メキシコシティー出身の67歳。主にMFを務めた現役時代は、メキシコ代表として国際Aマッチ59試合に出場して14得点。93年の現役引退後は、クラブ監督を経て02年、10年W杯でメキシコ代表を率いて16強。14~15年には日本代表を率いた。24年7月に3度目のメキシコ代表監督に就任。
