信州ハムグループの軽井沢工房はこのほど、長野県長野市のJR長野駅に隣接する商業施設内の販売店舗「MIDORI長野店」をリニューアルした。
同店は、「長野駅で味わう軽井沢の食文化」をコンセプトに、2015 年に開店した。
今回のリニューアルでは、信州・軽井沢の魅力をこれまで以上に発信するため、店舗空間と商品コンセプトを大きく刷新し、地域資源を生かした新たな価値提案に取り組んだ。
このほど開かれたリニューアルオープンのお披露目で、軽井沢工房の堀川善弘社長(信州ハム会長)は、「長野駅で味わう軽井沢の食文化をコンセプトにリニューアルした。これまで軽井沢に足を運んでもらわなければ体験できなかった食の魅力を長野駅から発信し、観光客だけでなく、地元の皆さんにも軽井沢体験を楽しんでいただける売り場とした」と述べた。

堀川善弘社長
堀川善弘社長
同店によると、リニューアルのポイントは3つ。
第1が、商品ラインアップを進化させたこと。長野県産豚肉を使ったハム・ソーセージだけではなく、新たに乾塩ベーコンを使ったスープ・グラタン、乾塩ベーコンのチーズピザなど冷凍総菜を導入した
第2が売場の魅力向上。店内中央に常温コーナーを設け、軽井沢で人気のミカド珈琲やスイーツ、信州のお酒にあうおつまみコーナーを設けた。
第3が「ここでしか味わえない食の体験」。ソーセージ(あらびきフランクフルト)と相性の良い浅野屋(軽井沢や東京・自由が丘などに店舗)の田舎風パン・カンパーニュとコラボし、軽井沢工房オリジナルのホットドック「ビック・マウス・ドック」を販売する。

軽井沢工房オリジナルのホットドック「ビック・マウス・ドック」
軽井沢工房オリジナルのホットドック「ビック・マウス・ドック」
また、乾塩ベーコンを使ったアトリエ・ド・プロマージュ(軽井沢の名店)のチーズピザなどを販売する。
堀川社長は、「ホットドックは大きな口で豪快にかぶりついて食べてもらう。ぜひ、長野県の看板商品に育てたい。
この店舗から、食を通して地域の価値向上へさまざまな情報を発信したい。長野県はことしで誕生150 周年を迎える節目の年、そして来年は善光寺の御開帳と大きなイベントがある。この機会に、キッチンカーの業者の皆さんともコラボし、軽井沢工房の新たな魅力を伝えたい」とリニューアルの意義を強調した。
乾塩ベーコンは、加水をせずに豚肉に塩を絡めて9日間漬け込んで肉本来のうまみを出した。一方、長野県産豚肉は、脂の甘みが強く、ベーコンの塩分との相性が良い。マイスターによると、「日本のハム・ソーセージはお米との相性を考えて甘さを加えることが多いが、この乾塩ベーコンは長野県産豚肉の脂の甘さから、そのままでも日本人の口にぴったり合う」という。乾塩ベーコンは、ミネストローネ、オニオンチーズスープ、ベーコンチーズグラタンにも使われている。「ベーコンはだし取り用として使われることが多いが、シェフのこだわりとして、一度焼いたベーコンをトッピングし、ベーコンのおいしさも味わえるスープとした」(堀川社長)。
また、信州ハムの下平匡克社長は「MIDORI長野店は、11 年前の開店当初から国内、海外のお客様に向けたグループのフロント部分として商品を販売してきた。このところ軽井沢は活況を呈し、長野もにぎわっている。今日のメニューを国内外のお客様に評価していただき、さらに発展していきたい」と同店への期待を示した。
