京都で味わう、“未来につながる美食”とは?〈シックスセンシズ…の画像はこちら >>

雅で、かつラグジュアリーな滞在を叶えてくれる古都『京都』。美食目的でも行きたいデスティネーションだが、その一皿の裏側にあるストーリーまで堪能できるホテルがあることをご存じだろうか。

IHGホテルズ&リゾーツの一つである〈シックスセンシズ 京都〉は、食材の調達からその先まで考え抜かれた、自然派ラグジュアリーリゾート。余裕のある大人にこそふさわしい、〈シックスセンシズ 京都〉の食体験を紹介しよう。

ハーブガーデンも、養蜂も、ホテル内で。未来に続く、食のカタチ
京都で味わう、“未来につながる美食”とは?〈シックスセンシズ 京都〉が描く新しいラグジュアリー

夏は深緑が美しい中庭。自然のうつろいを館内から感じられる
世界で26軒目のシックスセンシズとして、2024年にオープンした〈シックスセンシズ 京都〉。同ブランドとしては珍しい都市型ホテルながら、共通理念である自然や人と再び繋がる“リコネクション”を、京都や日本の文化とともに体験できる。

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日本の伝統的なハーブも育つ『ハーブガーデン』

〈シックスセンシズ 京都〉のコンセプトを表現するユニークな施設の一つが、『ハーブガーデン』。隣接する豊国神社の未利用地にあり、ハーブや野菜を無農薬栽培で育てている。取材時には、フェンネル、ローズマリー、レモンバーム、ニホンハッカ、山椒など、約十種類のハーブがのびのびと育っていた。敷地内で育てることで、輸送におけるCO2排出量はゼロ。野菜も育てており、「もうすぐキュウリを収穫できるんですよ」と専任のガーデナーが話してくれた。旬の食材や四季を、料理の手前である“畑”から感じることができる。

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総料理長の宍倉宏生 写真提供:シックスセンシズ 京都

ハーブガーデン裏手にはコンポストがあり、庭木やハーブのお手入れで出た植物の端材などは堆肥化。オレンジやレモンの皮は乾燥させてパウダーにし、宿泊者が体験できるハーブの匂い袋作りなどに活かされている。さらにコーヒーかすは循環型キノコ農業に取り組む『RE:ARTH』に提供して菌床の栄養源として再利用してもらい、そのキノコを購入している。開業時にはなかった新たな取り組みも始めており、総料理長の宍倉宏生は「できることから、少しずつ」と語る。

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シーズナルダイニング『Sekki(節気)』の朝食ビュッフェ

ハーブガーデンで育ったハーブや野菜は、シーズナルダイニング『Sekki(節気)』などで提供。収穫量は少量ながら、日本の伝統的な二十四節気に合わせた料理のアクセントとして使われている。

京都で味わう、“未来につながる美食”とは?〈シックスセンシズ 京都〉が描く新しいラグジュアリー

二十四節気の『小満』に合わせた、フードプレゼンテーション

朝食はメインを選べるハーフビュッフェスタイル。京都・大原にある『つくだ農園』と、伏見の『ヤマダファーム』のオーガニック野菜を中心に使用した目にも鮮やかな料理を、ワクワクしながら自由に楽しむことができる。

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ハーブガーデンで採れたハチミツ。自家製ヨーグルトや日本のチーズとともに

昨年からの新しい取り組みが“養蜂”。京都の養蜂家『HONEY.K』協力のもと、ハーブガーデン近くで養蜂を行い、採れたハチミツを朝食ビュッフェで提供している。温暖化の影響でニホンミツバチは減少しているが、蜂たちはシックスセンシズ 京都の環境を気に入り、住み着いてくれているのだとか。

2026年は昨年よりも多くの生産量が見込まれるという。
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オレンジ色の濃厚な黄身が絶品の卵『WABISUKE』

朝食のメインは和朝食や米粉のパンケーキなどから選ぶことができ、一押しは京都・宇治にある農場の卵『WABISUKE』を使った卵料理。平飼いで優しく育てられた鶏の卵はとても濃く、自然の旨みをそのまま感じる。料理はオムレツでも、目玉焼きでも。ホテル内で焼き上げたサワードウブレッドもしくはグルテンフリーの米粉パンにのせる、ポーチドエッグ×自家製トラウトマリネもおすすめだ。

キツネの足跡をたどって。京都のお酒を楽しむ『Nine Tails』

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キツネの面が妖艶な雰囲気を演出する『Nine Tails』

サステナビリティの精神は『バー』でも体験できる。『Nine Tails(ナインテイルズ)』は、京都と日本のお酒にこだわったカクテルバーだ。バーのコンセプトは“いたずらなキツネたちの遊び場”。館内には京都のお稲荷さんを彷彿とさせるキツネのモチーフが至る所にあり、キツネの足跡を辿ると、『Nine Tails』に到着する。かつての薬屋にあった百味箪笥をイメージしたバーカウンターも素敵で、まるで隠れ家のような重厚感のある雰囲気となっている。

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ウイスキー、ジン、日本酒、ワインなどすべて、京都産のお酒

京都のお酒といえば、真っ先に思い浮かぶのは『日本酒』。

しかし『Nine Tails』では日本酒以外もウイスキー、ジン、ワインとさまざまな京都産のお酒との出会いを楽しめる。京都産以外のお酒も99%が日本産。作れる場所が限られているテキーラはメキシコ産だが、それも日本人テキーラ職人がメキシコで生産しているテキーラにこだわっている。
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複雑なハーブの香りが広がる『INDIGLOW』2800円(サ税込)

シグネチャーカクテルも豊富なラインナップで、『INDIGLOW』は京都・福知山『森の京都蒸溜所』の『京和漢 DRY GIN MOON OF KYOTO』をメインに、自家製ブルーベリーシロップを合わせた美しいカクテル。仕上げにはレモンやハーブガーデンで育てたミントを合わせ、24種類のハーブを使用したジンとともに驚くほど芳醇な香りを楽しめる。

京都で味わう、“未来につながる美食”とは?〈シックスセンシズ 京都〉が描く新しいラグジュアリー

(左)ノンアルコールウイスキーのモクテル『SMOKY WONDER』1800円(サ税込)

世界中のトラベラーの嗜好に合わせ、ノンアルコールジンやノンアルコールウイスキーを使ったモクテルも。バーは宿泊者だけではなく、地元の人も含めてビジターにも人気で、夜が深まるほどに賑わいを見せていく。

彼女とサステナブルなティータイムを。グルテンフリーアフタヌーンティー
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暦アフタヌーンティー『抹茶アフタヌーンティー』6900円(サ税込)

彼女とのデートにおすすめなのが、『Sekki(節気)』の暦アフタヌーンティー。シックスセンシズの食の哲学に基づいたグルテンフリーのアフタヌーンティーで、二十四節気に合わせたスイーツ&セイボリーを楽しめる。

2026年6月20日(土)までは『穀雨』から『芒種』の期間に合わせた『抹茶アフタヌーンティー』を提供。京都の老舗日本茶専門店『一保堂茶舖』のお茶を使用した『抹茶と柑橘のタルトレット』や、くき煎茶にハーブガーデンのミントやタイムを合わせたティーなど、〈シックスセンシズ 京都〉ならではのラインナップだ。

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上段:抹茶と甘酒のヴェリーヌ、ほうじ茶クリーム大福、季節の生菓子、抹茶と柑橘のタルトレット、煎茶のダックワーズ(右上から時計回りに)

『抹茶と甘酒のヴェリーヌ』に使われている甘酒は、京都・東山で種麹屋を300年以上営む『菱六もやし』の一品。日本の伝統である発酵文化を、さりげなく取り入れたデザートとなっている。ちなみに、スイーツ・セイボリー・スコーンの全13品のうち、季節の生菓子を除く12品が精製糖不使用。甘さは最大限に抑えながら、ミネラルを含む素焚糖などで美味しく仕上げている。

京都の生産者や自然と繋がり、心地よい食体験ができる〈シックスセンシズ 京都〉。美味しい朝食も、1杯のカクテルも、その背景にあるストーリーを含めて味わえるのは、とても贅沢だ。それこそが、〈シックスセンシズ 京都〉が提案する新しいラグジュアリーなのかもしれない。
  

INFORMATION

⚫︎シックスセンシズ 京都
住所:京都府京都市東山区妙法院前側町431
URL:https://www.sixsenses.com/jp/kyoto

⚫︎IHGホテルズ&リゾーツ
URL:https://www.ihg.com/hotels/jp/ja/reservation

⚫︎IHGワンリワーズ
URL:https://www.ihg.com/onerewards/content/jp/ja/home

取材・文・撮影=小浜みゆ text&photo:Miyu Kohama

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