北中米W杯に向けて、日本代表は着々と準備を進めている。2度のW杯に出場し、現在は祖国ブラジルでプロクラブのCEOを務める三都主アレサンドロ(45歳)に、現役時代に対戦、共闘した森保一監督やコーチ陣の秘話、現日本代表の印象について聞いた。〈NumberWebインタビュー/全3回〉

優勝候補はどこか…三都主の鋭い分析

 現在は祖国ブラジルでプロクラブのCEOを務める元日本代表MF三都主アレサンドロに、第1回では森保一監督や中村俊輔、長谷部誠らコーチ陣との現役時代の秘話について、第2回では北中米W杯のメンバー26人への所感を聞いてきた。そして最後に、W杯の優勝争いの展望をしてもらった。

――サムライブルーは監督も選手も「目標は優勝」と公言している。でも、日本以外にも本気で優勝を目指している国がいくつもある。あなたが考える優勝候補は?

「フランス、スペイン、ポルトガル、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、イングランド、オランダ、そして日本に優勝の可能性があると考えている」

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――フランスを優勝候補の筆頭に挙げる理由は?

「経験豊かなディディエ・デシャン監督が、攻守にとてもバランスが取れたチームを作り上げている。すべてのポジションに、世界トップクラスの選手が並ぶ。守備陣には身体能力が高く、状況判断にも優れ、なおかつ経験豊かな選手が揃っていて、あらゆる種類の攻撃に対応できる。攻撃陣は、相手が警戒して自陣深い位置にブロックを敷いていても組織的に、さらには個人の力でも崩し切れる。キリアン・エムバペ、昨季の世界最優秀選手ウスマン・デンベレらを走らせてのカウンターの破壊力は世界一。攻守両面で、ほとんど隙がないチームだと思う」

無敵艦隊スペイン、その強みと弱点とは

――スペインの強みと弱点は?

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