
<中谷 しのぶ キャスター>
今回の火災が、こちらです。6月下旬から山火事などの火災が発生しています。フランス・スペインで30万人以上が避難をする事態となっています。スペインでは約2万2000ヘクタールが消失、フランス南西部では約4万2000ヘクタールが消失し、EU・ギリシャから消火活動の支援が入っているということです。

火災の原因はまだわかっていないんですけれども、燃え広がっている理由としては、こちらです。「フラッシュ干ばつ」というもので、熱波が吹きつけて急激に木々が乾燥すると燃えやすくなり、これは山火事拡大の要因にもなるということです。先月(6月)23日、フランス・ボルドー近郊では44.3℃を記録しています。

<高岡 達之 特別解説委員>
世界的なニュースになっているのは、やはりスペインの首都であるということです。フランスもスペインも、ヨーロッパを構成する大変大きな国ですので、そういった所で、先ほどの表示ですとフランスも入れたら30万人になりましたが、スペインの首都周辺の方々だけでも25万人が避難されているという異常事態になっておりまして、世界のトップニュースになっているということです。

日本だと、どのぐらいの位置にありますかと調べましたら、マドリードはちょうど青森・八戸辺りと同じになります。ただ、ヨーロッパは海流の関係がありますので、日本の北海道のような寒さは感じないということでありますが、それでも涼しいんです。これまでの何十年・何百年の間は、エアコンなんかなかったわけです。ですから、フランスではエアコンの取り合いになっているというニュースも、皆さんご存知だと思います。

そこで、この山火事なんですが、全く同じ原因かどうか、そもそもの原因もまだわかっておりませんが、ワインで有名なフランス・ボルドーの辺りでも広がっておりまして、摂氏に直しますと42℃が続いています。青森と比べて、と先ほど話しましたけど、実は40℃近い暑さというのは、日本もどんどん北のほうに移っていっていますので、全く他人事ではないということです。
