県が藍場浜公園での整備計画を進めている「県立新ホール」をめぐり、7月27日、徳島市で設計事業者を選定するための提案者説明が行われました。
現在、審査員による審議が行わていて、まもなく優先交渉権者が決定する見通しです。
藍場浜公園での新ホール整備を巡っては2025年、設計と施工を一括で担う事業者の公募が2度に渡り不調に終わり、「設計事業者のみ」を先行して募集する方法に変更されました。
27日、徳島市で行われた提案者説明には、一次審査を通過した5つの事業者が臨み、それぞれがデザインした「新ホール」のコンセプトや特徴などについて発表しました。
(松田平田設計)
「プロムナードデッキと呼ぶ2階レベルのデッキで、ホールのメインエントランスとペデストリアンデッキを連絡します」
「これにより、商業施設アミコ、その駐車場、図書館、青少年センターまで、歩行者、お年寄り、車いすの方すべての人々が安全にアプローチでき」
「公演の終了後には、集まった観客を繁華街に誘導します」
(香山建築研究所)
「劇場を上部に浮かせ、直上に開かれた『天空の広場』を作る」
「これにより、地下駐車場をほぼ解体せずにかつ、地上と連続する広場を設けることが可能となる」
(佐藤総合計画)
「もっとも徳島らしい演舞場、その本質である左右向かい合うという構成をそのままホールに組み込み、街と一体となるホールを提案したい」
(石本建築事務所)
「ホールの屋上は、既存の公園の樹種と同じもので緑化して、文化の森にする」
「このデッキには、いたるところから自由に上がることができ、県民の方々も散策の憩いの場所になる」
(久米設計)
「川の駅ネットワーク構想を強化する、水辺と連続したつくりとします」
「各階のテラスが新町川・眉山への豊かな眺望を生み、人々の憩いの場とする」
プレゼンテーションは公開で行われ、県民ら約30人がその様子を見守りました。
審査は学識者や舞台関係者など7人の専門家が担当し、現在、非公開で審議が行われています。
このあと午後7時から審査結果が発表され、設計事業者の優先交渉権者が決定する見通しです。
