北秋田市にある秋田内陸線の米内沢駅で、生い茂った草や土に埋もれた旧国鉄時代の線路を掘り出す、ユニークなイベントが開かれました。
長年眠っていたレールとともに、掘り出すのは、“国鉄時代のロマン”です。
北秋田市の秋田内陸線米内沢駅です。
第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道が運営していますが、もともとは1934年に、旧国鉄の阿仁合線の駅として開業しました。
いまはホームと線路が、1つずつの米内沢駅。
かつてはホームがもう1つあり、その近くには、主に木材の輸送に使われた貨物用の線路が2本ありました。
40年ほど前に廃止され、生い茂った草や土に埋もれた状態となっています。
さらに木が生えている所も。
秋田内陸縦貫鉄道 佐久間幸道さん
「去年4月に内陸線で働き出して毎朝ここの区間を通勤で乗っているんですけども、その時に『広い構内があっていいな』。でよく見たら線路があると。でも草に埋もれていると。『これほじくりたいな』と思ったのがきっかけです」
会社では、この線路を活用して沿線の活性化につなげようとイベントを企画。
「米内沢駅 ほじくり隊」として、埋もれた線路を掘り出すことにしました。
大型連休中の今月3日に初めての作業が行われ、県の内外から鉄道ファンなど12人が集まりました。
線路を覆っている草や土、木の根を丁寧に取り除きます。
作業を始めて、約1時間。
列車の進行方向を変える、ポイントが姿を現しました。
いまでもしっかり動くようです。
この日は約60メートルにわたって線路を掘り起こしました。
岩手・滝沢市から
「あちらこちら木の根がはっていますので、本当に想像していたよりもすごい重労働です」「やっぱり国鉄のロマンが眠っていると思います。ここには。まだまだこれから頑張りたいと思います」
北秋田市から
「やっぱり懐かしい思いがすごい出てきます」「地域の方の足でもありますので、本当に内陸線も頑張ってほしいと私自身も思っております」
大手私鉄の小田急電鉄を早期退職した後、内陸線を盛り上げたいと秋田にやって来た佐久間幸道さんも、手ごたえを感じています。
秋田内陸縦貫鉄道 佐久間幸道さん
「今年中になんとか200メートルぐらい線路をほじくり出して、きょうもそうですが、参加してくださった皆さんに、軌道自転車(レールバイク)で『ほじっくたところを走ってみようぜ』みたいな形のことができるといいかなと思ってます」「北秋田に観光客がいっぱい来るようにってしたいんですが、まずはそういう部分のところからスモールスタートからやっていきたいと思っています」
長年眠っていたレールとともに、掘り出す“国鉄時代のロマン”。
掘り出されたレールは観光用のレールバイクなどで活用することが検討されています。
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「ほじくり隊」の皆さんは料金を支払って参加しているんです。
ものすごい重労働ですよね~。
イベントは、年内にあと5回ほど計画されていて、次回は7月下旬の予定です。
※5月8日午後6時15分のABS news every.でお伝えします
