Valveは5月6日、「Steam Controller」および「Steam Controller Puck」の筐体のCADファイルを、GitLabを通じて配布開始した。

Steam Controllerは、ValveがSteamのために設計した多機能コントローラーだ。昨日5月5日に発売された。Steam入力に対応し、Steamを実行中のPCやSteam Deckなどで利用でき、またモバイル向けの「Steamリンクアプリ」でも利用可能。Steam Deckと同じく、2つのトラックパッドを搭載していることが大きな特徴となる。

一方のSteam Controller Puckは、Steam Controller用のワイヤレス送信機と充電ステーションを兼ねるデバイスだ。Steam Controllerを購入すると同梱されている。USBケーブルでPCと接続して使用し、Steam Controllerとの無線通信をおこなうほか、天面に配置された端子にSteam Controllerを接続することで充電が可能。磁石が仕込まれており、適切な位置にカチッとくっつく仕組みとなっている。

今回Valveは、これらSteam ControllerとSteam Controller Puckの筐体(表面トポロジー)のCADファイルをGitLabにて公開した。各デバイスのSTPモデルとSTLモデル、および重要な特性や留意事項を記載したエンジニアリング図面が含まれており、これらのデバイスのハックや改造、またはアクセサリの設計に役立ててほしいとのこと。

なお、両CADファイルはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)にて配布されている。すなわち、著作者のクレジット表示と非営利目的であることを前提に、ユーザーは自由に共有・改変できる。詳しくは発表ページおよびGitLabのリポジトリを参照してほしい。

ちなみに、ValveはSteam Deckの発売当時にも、その外殻(非機械構造部)のCADファイルを配布していた。コミュニティによる作品制作を期待するだけでなく、アクセサリ製造業者に向けた公式の設計データの提供という側面もあったようだ。

なおSteam Controllerは、5月5日の発売後すぐに売り切れてしまい、現時点では残念ながら国内外ともに購入できない状況となっている(関連記事)。Valveによると、想定以上の売れ行きだったそうで、すでに再入荷のために取り組んでいるとのことだ。

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