
イラン・バンダルアッバース付近のホルムズ海峡を航行する船舶。Amirhosein Khorgooi/ISNA/WANA
[ワシントン 4日 ロイター] – ブラッド・クーパー米中央軍司令官は4日、米国がホルムズ海峡の船舶航行を解放するための作戦を開始し、イランの小型船舶6隻を破壊したほか、イランが発射した巡航ミサイルとドローンを迎撃したと述べた。
トランプ米大統領は4日、「プロジェクト・フリーダム」と名付けたこの作戦を開始した。
クーパー氏は、作戦開始にあたり、イラン軍に対し米軍に近づかないよう「強く推奨した」と述べた。作戦には米兵1万5000人、米海軍の駆逐艦、100機超の陸上・海上航空機、水中戦力が投入されているという。また、イランへの船舶の入港やイラン領土からの出港を阻止する米国の対イラン封鎖も継続しており、予想以上の効果を上げていると述べた。
作戦は複数の段階で構成され、まずイランが敷設した機雷を除去する航路の確保から始まった。米国は4日、米国旗を掲げた商船2隻を海峡に通過させ、航路の安全性を実証した。
クーパー氏によると、今回の作戦は従来の護衛任務を超え、船舶やヘリコプター、航空機、さらに電子戦を含む多層的な防衛態勢でイランの脅威に対処する、より大規模な作戦となっている。イランの高速艇は米軍のアパッチやシーホークヘリコプターによって撃沈されたという。
クーパー氏は、イランがアラブ首長国連邦(UAE)に対するドローンおよびミサイル攻撃を含め域内で反撃を強めている中、4月8日に開始した停戦が引き続き有効かどうかについてはコメントを避けた。
ただ、イスラム革命防衛隊(IRGC)が米国の作戦を「妨害」しようとしていることは認めた。「IRGCは、われわれが護衛する船舶に対し、複数の巡航ミサイル、ドローン、小型船舶を発射した。われわれは防衛兵器の的確な運用により、それらの脅威を一つ残らず排除した」と述べた。
一方、革命防衛隊は、過去数時間に商船が同海峡を通過した事実はないとし、米国の主張は虚偽だと反論。イラン国営テレビもイラン軍当局者の話として、小型船舶沈没に関する米軍の発表を否定した。
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