台湾メディアの中時新聞網は4月30日、台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席が6月の訪米を予定する中、「可能であればトランプ米大統領に会いたい」としたことを伝えた。写真は鄭氏のフェイスブックより。

台湾メディアの中時新聞網は4月30日、台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(ジョン・リーウエン)主席が6月の訪米を予定する中、「可能であればトランプ米大統領に会いたい」としたことを伝えた。

記事によると、鄭氏はブルームバーグ・ニュースのインタビューの中で、「訪米で面会したい最高位の人物は、可能であればもちろんトランプ大統領だ」とした。「両岸の平和と安定のメッセージを伝え、こうした願いや可能性についてトランプ氏の理解と支持を得たい」という。

鄭氏は2025年11月に国民党主席に就任し、今年4月には中国共産党の習近平(シー・ジンピン)総書記と約9年半ぶりとなる両党トップ会談を北京で行っている。

鄭氏は就任後に先に中国を訪れた理由について、「世界全体が両岸関係に悲観的で、いずれ軍事衝突が起きるとの見方すらある中、台湾としては戦争を全力で回避しなければならない。そのため、北京、とりわけ習氏本人から同様の善意を引き出す必要があり、両岸の持続的な平和関係の強化・構築を目指した」と説明した。こうしたメッセージを携えて米国を訪れるという。

鄭氏はトランプ氏について、「予測が難しい人物と見なされているが、もし地域や両岸、世界の平和を確立できればトランプ氏の歴史的評価において極めて重要な意味を持つ」との考えを示した。

また、今月予定されるトランプ氏と習氏の米中首脳会談については「互いの善意と相互信頼を積み重ねることができれば、それは世界全体にとって非常に重要なことだ」と評価したという。(翻訳・編集/野谷)

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