
4月6日、東京証券取引所で撮影。 REUTERS/Issei Kato
[東京 1日 ロイター] – 来週の東京株式市場は、横ばい圏での推移が想定される。ゴールデンウィーク明けで取引は7、8日の2営業日に限られる中、投資家は本格化する企業決算に関心を向けるとみられる。決算を受けて個別物色が広がる中、日経平均やTOPIXなど株価指数の下値は堅いとみられている。
日経平均の予想レンジは5万9000円─6万0500円
来週は海外でアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、アーム・ホールディングス、インフィニオン・テクノロジーズなどが決算を発表する。国内では味の素(2802.T), opens new tab、トヨタ自動車(7203.T), opens new tab、ソニーグループ(6758.T), opens new tab、任天堂(7974.T), opens new tabなどが予定されている。
5月1日の東京株式市場で、トヨタ自動車とソニーグループは取引時間中の年初来安値を更新した。市場では「日本株は人工知能(AI)や半導体関連株の一角が底堅い半面、その他の主力株はさえない」(信託銀行ストラテジスト)との声が聞かれる。
大和証券の橋詰大輔シニアストラテジストは「決算銘柄を巡っては、強気のガイダンスを示した銘柄への買いが入る一方、割安感や底打ち期待に着目した買いも入りやすい」と指摘する。一方、決算物色で「森より木をみる展開」(橋詰氏)となっており、指数の動きとしては、底堅いものの、横ばい圏での推移となりやすいという。
そのほか主なスケジュールでは、米国で4月の雇用統計や3月の貿易収支、ISM非製造業景況指数などの経済指標が発表されるほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁ら米連邦準備理事会(FRB)高官による発言機会を控えている。国内では3月18─19日開催分の日銀の金融政策決定会合の議事要旨や3月の毎月勤労統計が発表される。
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