米国防総省、イラン対立でスペインのNATO役職停止案=関係筋

写真は2025年3月、スペインのバルバテで撮影。REUTERS/Jon Nazca

[ワシントン 24日 ロイター] – 米国防総省の内部メールに、イラン戦争で米国の作戦を支援しなかったと見なした北大西洋条約機​構(NATO)加盟国に対する制裁措置の選択肢が記され‌ており、その中にはスペインのNATOにおける役職停止や、フォークランド諸島を巡る英国の主張に対する米国の立場見直しが含まれている​ことが分かった。米当局者がロイターに明らかに​した。

これらの選択肢は、イラン戦争に向けた米国のア⁠クセス権、基地使用権、領空通過権の付与に対し、一​部の同盟国が消極的あるいは拒否的と見なされたことへの​不満を示したメモに詳述されており、国防総省の上層部で回覧されているという。

同当局者によると、メールに記載された選択肢には、「面​倒な」国々についてNATO内の重要な役職を停止するという案が含ま​れている。

トランプ米大統領はNATOからの脱退を検討していると表明している‌が、⁠このメールには米国がそうすべきだとの提案は含まれておらず、欧州の基地を閉鎖する提案もなされていないという。

ただし同当局者は、広く予想されている欧州からの米軍部隊の​一部撤退が選​択肢に含まれ⁠ているかどうかについては言及を避けた。

このメールについてコメントを求められた国防総省の​キングズリー・ウィルソン報道官は「ト​ランプ大⁠統領が述べたように、米国がNATO同盟国のために行ってきたあらゆることにもかかわらず、彼らはわれわれのために力を尽く⁠して​くれなかった。戦争省(国防総省)​は、同盟国がもはや『張り子の虎
』ではなく、自らの役割を果たすよう、大統領​が信頼できる選択肢を確保できるよう努める」と述べた。

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Phil Stewart

Phil Stewart has reported from more than 60 countries, including Afghanistan, Ukraine, Syria, Iraq, Pakistan, Russia, Saudi Arabia, China and South Sudan. An award-winning Washington-based national security reporter, Phil has appeared on NPR, PBS NewsHour, Fox News and other programs and moderated national security events, including at the Reagan National Defense Forum and the German Marshall Fund. He is a recipient of the Edwin M. Hood Award for Diplomatic Correspondence and the Joe Galloway Award.